バンコクやマレーシアのホテルは五つ星の一流ホテルでも比較的安価に泊まれることで有名ですが、マリオットにはエグゼクティブアパートメントというカテゴリがあり、旅行者の方がホテルとしても利用可能でありながら、長期滞在者がレジデンスとしても利用できるホテルがあります。
例えば、日本人駐在員が多く住むバンコクには4つもマリオットエグゼクティブアパートメントが存在しています。
そんな、マリオットに住むことが出来れば最高ですよね?
本日はそんなマリオットエグゼクティブアパートメントに住むメリットを陸マイラー視点で徹底紹介します!!
バンコクのマリオットエグゼクティブアパートメント(Marriott Executive Apartments)
上述の通り、バンコクにはマリオットエグゼクティブアパートメントが4つもあります。バンコクにあるマリオットエグゼクティブアパートメント
スクンビット・トンロー |
- メイフェア
- サトーン・ビスタ
- スクンビット・トンロー
- スクンビット・パーク
このうち、日本人が住みやすい環境にあるのは「マリオット・エグゼクティブアパートメント スクンビット・トンロー」と「マリオット・エグゼクティブアパートメント スクンビット・パーク」の二つです。
メイフェアも非常にいい場所にあり、多くの日本人が住んでいる場所から少し離れますが、単身者などの場合にはおススメです。
家族連れの場合は、子供の学校の送迎や日本食スーパーなどの関係からアソークの東側からエカマイあたりまでに住むことが多いかと思います。
そのため「マリオット・エグゼクティブアパートメント スクンビット・トンロー」と「マリオット・エグゼクティブアパートメント スクンビット・パーク」の二つは日本人にとっては非常に良いロケーションにあります。
家賃はどれくらい?
気になる家賃ですが「スクンビット・トンロー」のほうが1ベッドで95,000THB前後、「スクンビット・パーク」で同じく1ベッドで88,000THBとなっています。部屋の広さは1ベッドの場合、60m2前後ということみたいなので、バンコクのアパートの部屋からするとかなり狭い部類にはいるかと思います。
ただし、サービスアパートなので、電気や水道代、インターネット代が全て家賃に込みで、さらには掃除も入ったり、毎日一名分の朝食も付くみたいですw
まさに、ホテル暮らしですね。。。
この9万バーツは前後は高いか安いかでいえば、高いと思います。でも一方で、これくらいの家賃に住んでいる駐在員の方も多いのは事実です。(近年の経費削減の影響で、家賃上限の引き下げが続いているという話は良く聞きますが・・・
タイバンコクの賃貸物件について
サービスアパートという名前が出てきたので、ここでバンコクで賃貸する場合の賃貸物件の種類について説明しておきます。
バンコクで賃貸物件を借りる場合、下記の種類があります。
- サービスアパート
- アパート
- コンドミニアム
サービスアパート
ざっくりいうと「サービスアパート」はホテルに近い感じで、掃除やリネンの交換、電気代や水道代が込みのアパートのことです。(アパートといいますが、日本でいうマンションをイメージして頂ければいいかと思います。)
アパート
「アパート」とは、一棟丸ごと同じオーナーさんが所有している賃貸物件のことです。電気代の単価などはオーナーさんのさじ加減一つなので、入居前に確認しておく必要があります。(ずっとエアコンつけっぱなしになったりするので電気代は結構重要です。)
コンドミニアム
「コンドミニアム」とは、日本で言うマンションの各部屋のオーナーさんが異なっていて、家賃や条件はオーナーさん次第という部分があり、すこし上級者向けの物件になる代わりに、おなじ建物内でも内装や家具がさまざまなので、バリエーション豊かです。電気代は電量会社と直接の契約になることが多いため、タイの一般家庭と同じ契約内容となり光熱費を抑えることができます。
ちなみに、タイの場合敷金はデポジットという形でありますが礼金や契約金はなく、オーナーさんが一ヶ月分の家賃を不動産屋さんに払う形式です。
そのため、利用者には負担が少ないので不動産屋さんは強烈に引っ越しを進めてきたります。(物件が動けばそれだけ儲けが出ますからね・・・)
確かに、日本の借り手が不動産屋さんに手数料を払う仕組みはおかしいと言えばおかしいですよね。
また、タイの新築アパートはイタリア車のように故障が多かったりするので、一通り問題がでて直ったくらいの築1〜2年くらいがちょうどいいとも言われたります。
でも日本と違って材質が悪いせいか、築五年くらい経つと結構古さが目立っているように思います。
タイの賃貸物件事情
タイの場合、駐在員の方が住むようなアパートやコンドミニアムの場合、家具家電付きは当たり前で、プールやフィットネスがついていることがほとんです。ちなみに、タイの場合敷金はデポジットという形でありますが礼金や契約金はなく、オーナーさんが一ヶ月分の家賃を不動産屋さんに払う形式です。
そのため、利用者には負担が少ないので不動産屋さんは強烈に引っ越しを進めてきたります。(物件が動けばそれだけ儲けが出ますからね・・・)
確かに、日本の借り手が不動産屋さんに手数料を払う仕組みはおかしいと言えばおかしいですよね。
また、タイの新築アパートはイタリア車のように故障が多かったりするので、一通り問題がでて直ったくらいの築1〜2年くらいがちょうどいいとも言われたります。
でも日本と違って材質が悪いせいか、築五年くらい経つと結構古さが目立っているように思います。
なぜ陸マイラーにマリオットエグゼクティブアパートがおすすめか?
では、なぜこのマリオットエグゼクティブアパートメントが陸マイラーにおススメなのでしょうか?
ぶっちゃけ、同じ家賃を出せばバンコクにはもっと良いアパートやコンドミニアムは多数存在します。
しかし、私がマリオットエグゼクティブアパートをおススメするポイントは二つあります。
ぶっちゃけ、同じ家賃を出せばバンコクにはもっと良いアパートやコンドミニアムは多数存在します。
しかし、私がマリオットエグゼクティブアパートをおススメするポイントは二つあります。
- 家賃をクレジットカード払いができる
- 宿泊リワードポイントが貯まる
一点目の、クレジットカード払いが出来るという部分ですが、何だそんなことかと思われたかもしれませんが、今年に限っていえば、SPGアメックスがSPG系やマリオット系ホテルの支払いでSPGポイントが5倍になるという破格のキャンペーンをやってます。
SPGアメックスの期間限定キャンペーンについて考えてみる
SPGアメックスの期間限定キャンペーンについて考えてみる
家賃支払いでSPGポイント5倍?
こちらは家賃の支払いでもポイントが5倍になるかどうか確認を取ったわけではないですが、マリオット・エグゼクティブ・アパートメントのページ内に下記の記載があるので、問題なくSPGアメックスでの支払いの際も対象になるのではないかと思います。
- マリオット・エグゼクティブ・アパートメントでお支払いになった1米ドルにつき2.5ポイントまたは1マイルをご獲得いただけます。
※実際に具体的に検討する方は適用されるかどうかSPGアメックスに問い合わせてみてください。
つまり、キャンペーン期間中に9万バーツ/月の部屋に住んだ場合、100円で5SPGポイント貯まることになるのでざっくり計算すると、
つまり、キャンペーン期間中に9万バーツ/月の部屋に住んだ場合、100円で5SPGポイント貯まることになるのでざっくり計算すると、
30万円(9万バーツ)x 5倍 / 100円 = 15,000 SPGポイント / 月 貯まります。
これが、1年間だと、
15,000 x 12 = 18万 SPGポイント / 年になります。
キャンペーンがずっと続くとは限らないため、キャンペーンなしの場合も試算してみると、通常ポイントは2倍なので、
30万円(9万バーツ)x 2倍 / 100円 = 6,000 SPGポイント / 月 になります。
年間では、
6,000 x 12 = 72,000 SPGポイント / 年
と、5倍キャンペーンと比較すると見劣りしますが、それでもすごいポイントが貯まりますね。
ちなみに、1SPGポイント=3マリオットリワードポイントに移行できるので、18万SPGポイントの場合は54万マリオットリワードポイント、72,000SPGポイントの場合は21万6千マリオットリワードポイントに交換できます。
ちなみに、1SPGポイント=3マリオットリワードポイントに移行できるので、18万SPGポイントの場合は54万マリオットリワードポイント、72,000SPGポイントの場合は21万6千マリオットリワードポイントに交換できます。
このポイントを使って「マリオット トラベルリワードプログラム(Travel Packages)」に使えば・・・、夢は広がりますね。
トラベルパッケージでは様々な航空会社のマイルに交換できて、ユナイテッド航空に交換するリワードプラスが一番お得なのですが、タイ在住者の場合は、25,000Avios(マイル)で日本とタイの往復航空券に交換できるブリティシュエアウェイズへの交換も悪くないと思います。
BA エグゼクティブクラブの魅力について徹底解説
トラベルパッケージで日本の往復航空券と交換して日本のマリオットに7泊するも良し、休暇で近隣諸国に行って、マリオットで過ごすというオプションが労せずして手に入ります!
交換レートは下記の通りになっています。
マリオット トラベルリワードプログラム(Travel Packages)
マリオットトラベルリワードプログラム(Travel Packages)とは「マリオット系ホテルでの宿泊7泊」と「航空会社のマイル」に交換できるマリオットリワードポイントの活用方法で、単純にSPGポイントを航空会社のマイルに交換するよりお得にポイントを有効利用することができます。トラベルパッケージでは様々な航空会社のマイルに交換できて、ユナイテッド航空に交換するリワードプラスが一番お得なのですが、タイ在住者の場合は、25,000Avios(マイル)で日本とタイの往復航空券に交換できるブリティシュエアウェイズへの交換も悪くないと思います。
BA エグゼクティブクラブの魅力について徹底解説
トラベルパッケージで日本の往復航空券と交換して日本のマリオットに7泊するも良し、休暇で近隣諸国に行って、マリオットで過ごすというオプションが労せずして手に入ります!
交換レートは下記の通りになっています。
そして、もう一つ、マリオットの会員資格であるマリオットリワードのエリートナイトクレジットをためることができるのです!!
住んでるだけでマリオットプラチナエリート?!
な、な、なんと、住んでるだけでマリオットのエリートナイトが貯まります。マリオットエグゼクティブアパートの場合は、公式HPには下記の通りの記載があります。
- ご滞在3泊毎に1エリートナイト クレジットが加算されます。
つまり、1年間(365日)では121宿泊分貯ま理、75泊以上で得られるマリオットのプラチナエリートの基準を満たすことが出来ます。
プラチナエリートはマリオットリワードの最上級会員です。SPGアメックスではマリオットゴールド資格が得られると話題になっていますが、それより上の資格になります。
例えば、部屋のアップグレードはゴールド会員にもありますが、確率や部屋のタイプで差が付いてくるのではないでしょうか?
他にも、ボーナスポイントのアップ率があがったり、ゴールド会員にはない「ボーナスポイントのアライバルギフト、飲食物のアメニティ、またはマイレージプログラムのマイル」があります。
3泊で1ナイトエリートなので、3年間住んだ場合はシルバーエリートに到達します。4年ちょっと駐在してやっとライフタイムゴールドです。
こうやって考えるとライフタイムゴールドエリートってすごいですね。
今回は良い面を取り上げて紹介してきましたが、実際に部屋を見てきたりしたわけではないので、近々時間のあるときに内見してこようかと思っています。
といっても、引越しするかどうかは家賃の問題だったり、家族の意見があるので簡単には決められません。
そして一番のネックは、タイでアパート契約する場合は最低1年以上契約しないといけないという縛りがあります。そのため、急に引越ししてから1年以内に帰任が決まった場合は2か月分のデポジットを没収されるという恐ろしいペナルティがありますので、一年以上の見通しが立たないと引越しできません。
とはいえ、陸マイラーとしてはこの状況を指をくわえて見過ごすわけには行きませんので、夢のマリオット生活実現に向けて可能性を探って行きたいと思います。
ホテルの上級会員関連の記事は↓をご参照ください。
プラチナエリートはマリオットリワードの最上級会員です。SPGアメックスではマリオットゴールド資格が得られると話題になっていますが、それより上の資格になります。
特典一覧 |
リワード
会員 |
シルバー
エリート |
ゴールド
エリート |
プラチナ
エリート |
マリオット リワード ポイントまたはマイレージプログラムのマイル数の選択 (ポイント及びマイル数は対象となるお支払いの米ドル換算額を規準に算出されます) |
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宿泊料金の支払いを伴うご宿泊および、特典交換によるご宿泊で獲得したエリートナイト クレジット |
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対象となるご宿泊に対する追加ボーナスポイント | 20% | 25% | 50% | |
会議やイベントで獲得されたリワード ポイント |
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ダイレクト予約で、いつでも最低の宿泊料金 |
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特典除外日なし |
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ルームタイプの保証 |
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48時間前予約受付 |
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無料の客室アップグレード |
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ボーナスポイントのアライバルギフト、飲食物のアメニティ、またはマイレージプログラムのマイル |
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無料の客室内高速インターネットアクセス |
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マリオットへのダイレクト予約で、無料の客室内インターネットアクセス |
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最大午後4時までのレイトチェックアウト保証 (リゾートおよびコンベンションホテルでは、空室状況により、ご利用いただけない場合もあります) |
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ラウンジのご利用および2名様分の朝食を保証 |
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例えば、部屋のアップグレードはゴールド会員にもありますが、確率や部屋のタイプで差が付いてくるのではないでしょうか?
他にも、ボーナスポイントのアップ率があがったり、ゴールド会員にはない「ボーナスポイントのアライバルギフト、飲食物のアメニティ、またはマイレージプログラムのマイル」があります。
プラチナ会員の皆様には、プログラムに参加しているすべてのホテルで、特別ギフトをご到着時に差し上げます。アメニティギフトまたはボーナスポイントのいずれかを選択できます。
ライフタイム会員資格は?
ライフタイム会員資格とは、マリオット リワード会員となってから積算された宿泊数と獲得ポイント数の合計によって到達できます。 ライフタイム会員資格は一度到達すると生涯にわたって保持できる会員資格です。
その資格は下記の通りになっています。
ライフタイム シルバーエリート
250泊 + 120万ポイント
ライフタイム ゴールドエリート
500泊 + 160万ポイン
ライフタイム プラチナエリート
750泊 + 200万ポイント
こうやって考えるとライフタイムゴールドエリートってすごいですね。
まとめ
マリオットエグゼクティブアパートメントの居住者用の入り口はホテルとは違ったりするみたいですが、共有設備はホテル宿泊者同様に使えるのでプールやフィットネスなどを毎日自由に使用することができます。
といっても、引越しするかどうかは家賃の問題だったり、家族の意見があるので簡単には決められません。
そして一番のネックは、タイでアパート契約する場合は最低1年以上契約しないといけないという縛りがあります。そのため、急に引越ししてから1年以内に帰任が決まった場合は2か月分のデポジットを没収されるという恐ろしいペナルティがありますので、一年以上の見通しが立たないと引越しできません。
とはいえ、陸マイラーとしてはこの状況を指をくわえて見過ごすわけには行きませんので、夢のマリオット生活実現に向けて可能性を探って行きたいと思います。
ホテルの上級会員関連の記事は↓をご参照ください。
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