タイで絶対に体験して欲しいお祭り、チェンマイ イーペン・ランナー・インターナショナルについて紹介します。
チェンマイ イーペン・ランナー・インターナショナル(コムローイ祭り)
ロイクラトン祭り?それともイーペン ランナー インターナショナル?コムローイ祭り?
タイにはロイクラトン祭りというお祭りが有ります。これは、仏教のおまつりなんですが、水の祭典とも呼ばれています。「ロイクラトン」とは、灯籠(クラトン)を川に流す(ロイ)というタイの人々の間で古くから続いていた風習だそうです。旧暦12月(現在の10月または11月)の満月の夜に毎年、各地で一斉に行われる幻想的なお祭りです。
その中で、最も有名なのがチェンマイのイーペン・ランナー・インターナショナル(外国人向けコムローイ祭り)です。
こちらは、川に灯籠を流すのではなく、コムローイと呼ばれるランタンを空に打ち上げるお祭りです。
あの、ディズニーの名作「塔の上のラプンツェル」でランタンを上げるシーンをご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、それはこのイーペン祭りをモチーフにしているそうです。
2016年の今年は、11月14日(月)に開催されます。
私は去年、このイーペン・ランナー・インターナショナルに参加して「一生に一度は参加してよかったと思える」非常に貴重な幻想的な体験ができました。
イーペン・ランナー・インターナショナルとイーペンサンンサーイ祭り
イーペン・ランナー・インターナショナルとは別に、イーペンサンサーイ祭りというものもあり、そちらは現地の方向けで、混乱を避けるため、直前にならないと日程が決まらないそうです。そちらは入場料等はなく、だれでも参加できるお祭りになっています。
元々は、一回しかお祭りはなかったみたいなんですが、年々参加者が増えてきたので、あらかじめ予定を決めて座席を販売する、観光者向けを分離させたそうです。
2015年は事前情報では航空機の運行にコムローイの打ち上げが影響を与えるので、地元向けのイーペン・サンサーイは開催せず、時間と場所を限定して、外国人向けのイーペン・ランナー・インターナショナルのみ行われるという話でした。
でもいざ、蓋を明けて見ると、イーペン・ランナー・インターナショナルにあわせて、チェンマイ市内の各地でコムローイが上げられていました。
現地向けのお祭りは流動的な要素がありますので、イーペン・ランナー・インターナショナル参加するための方法が3つありますので、そちらをご紹介します。
イーペン・ランナー・インターナショナルのチケット
チケットは、コムローイが一つと食事がついて、スタンダード席は100ドル、プレミアム席が150ドル、VIP席が300ドルです。各座席の違いは、お坊さん達がお経を唱えたりするステージからの距離が違ったり、VIP席は池に流す灯籠がついていたり、セレモニーのステージで行われる行列に参加できるそうです。
◉各座席の種類
[VIP席]
Ceremony walk, Light the candle, Meal box, Souvenir, Lanterns, Transportation, Floating Krathong
[Premium席]
Meal box, Souvenir, Lanterns, Transportation
[Standard席]
Meal box, Souvenir, Lanterns, Transportation
自分で入場券のみを購入して、自力で行く
場所は、チェンマイのメイジョー大学で実施されます。現地に行くには、トゥクトゥクだったり、乗り合いバスのソンテウ(2列の廊下の意味)に乗ればいけます。これがソンテウです。乗る前に、運転手さんに行き先を伝えて、値段を確認して下さいね。チェンマイではタクシーが有りませんのでご注意下さい。
でも、お祭りの入場券は旅行会社が一気に買い占めてしまうため、個人では中々手に入りません。そのため、入場券なしで会場のメージョー大学近くまでいって、外から見るということは可能です。
おそらく、周辺で現地の方や旅行者の人たちが独自でコムローイを上げていると思いますが、現地の情報によると、原則周辺でのコムローイの打ち上げは禁止されているようです。(だれも守ってませんでしたが・・・・)
現地発のツアーでいく(入場券、航空券、ホテル、現地の移動込み)
例えば、バンコク発のツアー、チェンマイ発のツアーなどが有ります。バンコク発のツアーの場合は、バンコク-チェンマイの航空券がついてきて、チェンマイ発のツアーは、入場券と現地までの送迎がセットになっている場合が多いです。
チェンマイ発のツアーの方が、値段的にも安く、ホテルもフライトも自由に選べるのですが、すぐに売り切れてしまいます。
私は、バンコク発着のツアーで去年参加してきました。タイにもJTBやHISなど、日本の旅行会社が進出しており、様々なパッケージツアーを販売しています。こちらも、すぐに売り切れますので、早めの行動が大切です。
去年は偶然空きが出たツアー(入場券、航空券、ホテル、現地の移動込み)に滑り込みで申し込むことができましたが、ホテルの選択肢も殆どなく、大人一人12,000バーツでした。(約3.6万円)
その時期、既にHISとJTBはキャンセル待ちで出遅れたいたのですがネット、現地の旅行会社のホームページで偶然空きを見つけてラッキーでした。
日本発のツアーで行く
日本から参加の場合は、こちらが一番確実かつ安心な方法かと思います。値段は、前述の二つと比較すると高くなる傾向に有ります。そのため、それなりの出費は覚悟する必要が有ります。
いざイーペン・ランナー・インターナショナル
去年の参加レポートです。会場はこんな感じところに椅子とコムローイが並べられています。
民族衣装を着たお姉さんたちの踊りが見えたり、自分が民族衣装を着て記念撮影ができる催しものもやっていました。
入場券にはお弁当がついているのですが、それとは別に下記の写真のように、広場がブッフェ形式になっており、地元の料理やお菓子、アイスクリームなどが食べ放題でした。
お坊さん達による、セレモニーのあと、いよいよ打ち上げです。
まさに、幻想的で夢を見ているような瞬間でした。
最後は、花火とコムローイの融合の中拍手大喝采で終わりました。
言葉では感動を言い表すのが難しいほど感動しました。是非、一生に一度は参加して欲しいお祭りです。
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