おそらく同じような理由でJALのマイルを貯め始めた方も多いかと思います。
経営再建以降ANAに押され気味なので、応援する意味でもJALマイレージバンクを特集したいと思います。(最近はANAより徐々に勢いが戻ってきている気がします。)
そんなJALのマイルを貯めるにも、使うにもJALマイレージバンク(通称:JMB)のことを良く知っておくに越したことはないので、本日はJALマイレージバンクを徹底解剖します。
これからJALでマイルを貯めたいと思っている方、今一度JALマイレージバンクに効率的ににマイルを貯める方法をおさらいして、特典航空券を発券したいと思っている方に読んでいただけるように、陸マイラー歴15年以上の経験を元にまとめました。
※2017年4月よりJMBの規則が一部改正に対応した最新版の記述にしています。
JALマイレージバンク(JMB)のすべて
日本航空(JAL)はANAと並んで日本のフラグ・キャリアと呼ばれている航空会社です。鶴丸と呼ばれる赤い鶴がシンボルマークになっています。
鶴丸は一時期使われなくなりましたが、2010年に会社会社更生法を適用して、経営再建の中で、原点に立ち返るために鶴丸が復活しました。
個人的にはこの鶴丸マークが好きなのでJALカードやJMBカードに復活した時は嬉しかったです。
JALマイレージバンク(JMB)とは?
JALマイレージバンクは通称JMBと呼ばれていて、JALの飛行機に乗ったり、JALのクレジットカードで買い物した場合にマイルを貯めることができるマイレージプログラムです。
マイレージプログラムに貯めたマイルは、特典航空券に交換したり、座席のアップグレード(例えば、エコノミークラスで購入したチケットをマイルを使ってビジネスクラスに変更する)に使えたり、電子マネーや、商品に交換したりすることができます。
マイレージプログラムに貯めたマイルは、特典航空券に交換したり、座席のアップグレード(例えば、エコノミークラスで購入したチケットをマイルを使ってビジネスクラスに変更する)に使えたり、電子マネーや、商品に交換したりすることができます。
陸マイラーと呼ばれる人たちは、飛行機に乗らずにクレジットカードやその他の方法でマイルを貯めて、特典航空券を発券して旅行を楽しむ人たちのことを言います。
つまり、わざわざマイルを貯めるということはそれだけメリットがあるわけで、その魅力や貯め方について紹介したいと思います。
JALマイラーへの第一歩 JALマイレージバンクへの登録(JMB WAON)
JALマイラーへの道の第一歩はJALマイレージバンクへの登録です。
登録はインターネットで行いますが、カードは大きく分けて年会費無料のJALマイレージバンクカードと年会費が有料でクレジット機能付きのJALカードがあります。
まず最初は年会費無料のカードに申し込んでもいいかと思いますが、「WAON機能」がついているカードとついていないカードが選べるので、WAON機能付き(JMB WAON)にしておくのが良いと思います。
最近WAONは使える場所も増えてきているのでJMB WAONにチャージしておけば、利用のたびに200円で1マイル貯めることができます。
特約店と呼ばれる、JMBが特別に提携しているお店では2倍の200円で2マイルためることができます。
WAONマイル特約店 |
いきなりJALカードを作ろうと、色々情報収集をして迷って時間を無駄にするのであれば、まずは年会費無料のJMB WAONを作っておけば、急にJALに乗ることに乗ってもマイルを貯めらるし、WAONの買い物でもマイルを貯めることができるので、まずはJALマイラーの第一歩になります。
将来的にJALカードを申し込む場合でも、申し込み時に「JMBお得意様番号」を入力しておくと、それまでに貯めたマイルを引き継いでJALカードの口座に合算してつかうことができます。
ついでに紹介しておくと、JALカード(クレジットカード)でJMB WAONにチャージすれば、JMB WAONとJALカードのクレジットチャージ登録(紐付け)しておけば、チャージする時と利用時の2回マイルが貯まることになります。
JMB WAONのクレジットチャージ |
地道にコツコツ貯める方法になりますが、この方法がJALマイルを貯めるための基本形になります。
JALマイルの使い道
次に、JALマイルの使い道を紹介します。
- 特典航空券への交換(国内線・国際線)
- 提携社特典航空券
- JAL国際線アップグレード特典
- 国内線クラスJ-eクーポン
- eJALポイント特典
- JALクーポン特典
- 電子マネー「WAON」への交換 など
マイルを使う |
特典航空券のへ交換と行っても「JALグループ国内線特典航空券」「JAL国際線特典航空券」「提携社特典航空券」の3種類ありますので、順番に説明していきます。
JALグループ国内線特典航空券
貯めたJALマイルでJALグループ国内線の特典航空券の発券をする方法です。
往復の場合、通常で12,000マイルからディスカウントマイルというキャンペーンでは10,000マイルから発券することができます。
2017年4月からは、国内線の片道特典航空券は往復の半分のマイルで発券できるようになります。
特典交換に必要マイル数は路線ごとに決まっています。
例えば、東京-大阪の場合はディスカウントマイルかつJALカード割引を使えば僅か9,500マイルで往復の特典航空券に交換することができます。なんだかんだでJALマイレージバンクも頑張ってます。
ディスカウントマイルとは、指定期間にJALホームページからJALグループ国内線特典航空券(普通席)を申し込むと通常より少ないマイルで特典航空券を申し込めるサービスです。
毎年実施されているので、今後も継続されることが期待できます。
JALカード割引も同じく特定期間にJALカード会員が申し込んだ場合に500マイル割引になるサービスです。
以前はディスカウントマイルと同じ時期ではなかったですが、今は同じ時期に設定されているようです。
特典航空券の必要マイル数は距離できまるため、マイナー路線ほど通常販売価格が高いのでお得感が増します。
往復の場合、通常で12,000マイルからディスカウントマイルというキャンペーンでは10,000マイルから発券することができます。
2017年4月からは、国内線の片道特典航空券は往復の半分のマイルで発券できるようになります。
特典交換に必要マイル数は路線ごとに決まっています。
特典航空券交換必要マイル |
ディスカウントマイルとは、指定期間にJALホームページからJALグループ国内線特典航空券(普通席)を申し込むと通常より少ないマイルで特典航空券を申し込めるサービスです。
ディスカウントマイル |
JALカード割引も同じく特定期間にJALカード会員が申し込んだ場合に500マイル割引になるサービスです。
以前はディスカウントマイルと同じ時期ではなかったですが、今は同じ時期に設定されているようです。
JALカード割引 |
JAL国際線特典航空券
国内線同様に国際線も貯めたJALマイルで特典航空券を発券することができます。
国際線の特典航空券は、通常期は15,000マイルから、ディスカウントマイル期間は12,000マイルから、片道利用時は7,500マイルから交換可能です。
一番少ないマイル数で発券できるのは、日本〜韓国(ソウル、釜山)までの特典航空券です。ディスカウントマイル&JALカード割引で11,000マイルとかなり少ないマイルで海外旅行に行けてしまいます。
私が、住んでいるバンコク-日本間は上記表ではアジア2に入るため、通常期で35,000マイル、ディスカウントマイル+JALカード割引では24,000マイルとかなりお得なマイル数になります。
私が最近オススメしているブリティッシュエアウェイズ(BA)のマイレージプログラムであるエグゼクティブクラブでも日本 -バンコク間は25,000マイルなのでディスカウントマイルの威力はすごいです。
また、片道の場合は往復の半分のマイルで発券が可能です。以前は片道発券でも往復と同じだけ必要だったので、改善している点になります。
また、陸マイラーの間では、エコノミークラスの特典航空券ではなく、ビジネスクラスやファーストクラスの特典航空券を発券することがもっとも高パフォーマンスと考えられています。
その理由は、実際に購入する場合のエコノミークラスとビジネスクラスやファーストクラスの差額とマイルの差額を比較すると、圧倒的にマイルで発券した方がお得だからです。
通常100万円以上するファーストクラスが10万マイル前後で発券できてしまうからです。
ぜひ、皆さんもいつかはビジネスクラスやファーストクラスの特典航空券に挑戦してみてください。
JAL国際線特典航空券 |
国際線特典航空券必要マイル数 |
私が、住んでいるバンコク-日本間は上記表ではアジア2に入るため、通常期で35,000マイル、ディスカウントマイル+JALカード割引では24,000マイルとかなりお得なマイル数になります。
私が最近オススメしているブリティッシュエアウェイズ(BA)のマイレージプログラムであるエグゼクティブクラブでも日本 -バンコク間は25,000マイルなのでディスカウントマイルの威力はすごいです。
また、片道の場合は往復の半分のマイルで発券が可能です。以前は片道発券でも往復と同じだけ必要だったので、改善している点になります。
また、陸マイラーの間では、エコノミークラスの特典航空券ではなく、ビジネスクラスやファーストクラスの特典航空券を発券することがもっとも高パフォーマンスと考えられています。
その理由は、実際に購入する場合のエコノミークラスとビジネスクラスやファーストクラスの差額とマイルの差額を比較すると、圧倒的にマイルで発券した方がお得だからです。
通常100万円以上するファーストクラスが10万マイル前後で発券できてしまうからです。
ぜひ、皆さんもいつかはビジネスクラスやファーストクラスの特典航空券に挑戦してみてください。
提携社特典航空券
これまではJAL便(国内線はグループ運行便含む)特典航空券の発券方法について紹介しました。
最近、LCCが台頭してきて、世界各国の航空会社が合理化を進める中で、航空会社同士の協業を進める、航空会社連合(アライアンス)の存在が、各社のマイレージプログラムに多大な影響を及ぼしてきています。
日系の航空会社でいうとJALはワンワールド、ANAはスターアライアンスという航空会社連合(アライアンス)に加盟しています。
他にはデルタ航空などが加盟してるスカイチームが有名です。
この航空会社連合の規模(加盟航空会社数)で言えばANAが加盟しているスターアライアンスが最大規模になります。
とは言え、多ければいいというわけではなく、自分が利用したい路線が就航している航空会社が同じアライアンスに加盟しているかどうかが重要になります。
私の場合、バンコクに住んでいるのでタイ国際航空が加盟しているスターアライアンスが便利ですが、ワンワールドもアジア系ではキャセイパシフィック航空やマレーシア航空が加盟しており一長一短です。
前置きが長くなりましたが、提携社特典航空券とはJAL便の他に、ワンワールド加盟の航空会社とJALが独自に提携している航空会社の特典航空券をJALマイルで発券できるJALマイーレジバンクの特典です。
これでJALが就航していない路線をカバーして特典航空券を発券することができます。
こちらも、距離に応じて必要マイル数が設定されています。
例えば東京-バンコクの場合は片道2,869マイルなので、往復では4,001 - 6,000のレンジに入り、エコノミークラスで37,000マイル、ビジネスクラスで60,000マイル必要になります。
最近、LCCが台頭してきて、世界各国の航空会社が合理化を進める中で、航空会社同士の協業を進める、航空会社連合(アライアンス)の存在が、各社のマイレージプログラムに多大な影響を及ぼしてきています。
日系の航空会社でいうとJALはワンワールド、ANAはスターアライアンスという航空会社連合(アライアンス)に加盟しています。
他にはデルタ航空などが加盟してるスカイチームが有名です。
この航空会社連合の規模(加盟航空会社数)で言えばANAが加盟しているスターアライアンスが最大規模になります。
とは言え、多ければいいというわけではなく、自分が利用したい路線が就航している航空会社が同じアライアンスに加盟しているかどうかが重要になります。
私の場合、バンコクに住んでいるのでタイ国際航空が加盟しているスターアライアンスが便利ですが、ワンワールドもアジア系ではキャセイパシフィック航空やマレーシア航空が加盟しており一長一短です。
前置きが長くなりましたが、提携社特典航空券とはJAL便の他に、ワンワールド加盟の航空会社とJALが独自に提携している航空会社の特典航空券をJALマイルで発券できるJALマイーレジバンクの特典です。
特典航空券の発券が可能な提携航空会社 |
こちらも、距離に応じて必要マイル数が設定されています。
提携航空会社必要マイル数 |
特典航空券のすごいところ
ここまで紹介した特典航空券ですが、通常で購入したチケットより制約が多いと思われがちですが、全然そんなことありません。
むしろ、格安航空券より便利な部分もあります。
例えば、航空券の有効期限内であれば予約変更締切日までは変更が可能なのです。
格安航空券の場合、変更やキャンセルが不可だったりするので、この変更可能というのは非常に心強いです。
旅行にトラブルはつきもので急に日程を変更したい場合でも、下記期限内で乗りたい便に特典枠の空きがあれば変更することができます。
国内線の場合:
国内線の場合:
変更希望便出発日の前日から数えて4日前まで、かつ元のご予約便の出発時間前まで(JALホームページ・JALモバイルサイトでは出発時間の15分前まで)承ります。国際線の場合:
日付ならびに便の変更が可能です。(変更後の便に空席がある場合のみ)
- ※ご搭乗までにJMB会員専用国際線予約/JMBセンターにて変更希望便の予約が取れていることが必要です。空港カウンターでの予約変更はできません。
払い戻しは国内線・国際線共通:
急遽キャンセルしたい場合も、3,100円の手数料を支払えばキャンセル可能で、マイルは自分のマイレージ口座に戻してもらうことができます。
※2017年4月1日お手続き分より未使用特典航空券の払い戻し時の手数料を3,100円(日本地区以外の場合は相当額)に統一し、マイル(3,100マイル)によるお支払いを廃止いたします。
国際線の場合は、搭乗までに変更すればいいという、ほぼ制約のない条件になります。変更手数料も無料です。
他にも当然、機内や空港で受けれらるサービスは特典航空券だろうが、通常購入だろうが違いはありません、ご安心ください。
実体験に基づいて紹介すると、私はこれまで何度も特典航空券でJAL便に搭乗してきました。
例えば、特典航空券での搭乗であっても空港に早めについてしまった時、一つ早い便に振り替えてもらったことがあります。
また、突然天候不良でフライトがキャンセルになった場合でも、問題なく次の便に振り替えてもらいことができました。
6,000マイルで往復の特典航空券が発券できてしまう「どこかにマイル」
どこかにマイル |
なんと往復6,000マイルでどこかに行けてしまいます。
往復6,000マイルで航空券が発券できてしまうって、ここまで読んでいただいていれば凄さがわかると思います。
ポイントは名前の通り、どこに行くかを決めるのはJALのシステムになります。4つの行き先を提案されるので、その行き先を承諾すれば、その4つの中からJALが行き先を決定して連絡が来る、ミステリーツアーのような要素を含んだ面白いサービスです。
行き先は未定! |
最高の還元率でのマイル利用方法(バンコクエアウェイズ提携記念ディスカウントマイルキャンペーン)
JALマイレージバンクの中で最も少ないマイル数で往復特典航空券を発券できる方法が、「バンコクエアウェイズ(PG)提携記念ディスカウントマイルキャンペーン」です。
なんと、タイ国内の国内線や近隣諸国の短距離国際線が往復5,000マイルで発券できてしまいます。
おそらくこれは、数あるマイレージプログラムの中でも最も少ないマイル数で往復航空券が発券できる方法だと思います。
なんと、タイ国内の国内線や近隣諸国の短距離国際線が往復5,000マイルで発券できてしまいます。
おそらくこれは、数あるマイレージプログラムの中でも最も少ないマイル数で往復航空券が発券できる方法だと思います。
バンコクエアウェイズ提携記念ディスカウントマイル記念キャンペーン |
こちらは期間限定ですが、ずっと期間延長されていますので今後も継続されることが期待できます。
【JMB】JALマイルのもっともお得な使い方(タイ編)
私は幸い今バンコクに住んでいるのでこの特典を使い倒しています。
【5,000マイルで往復特典航空券】JALマイルを使ったバンコクエアウェイズ特典航空券の発券方法
【JMB】JALマイルのもっともお得な使い方(タイ編)
私は幸い今バンコクに住んでいるのでこの特典を使い倒しています。
【5,000マイルで往復特典航空券】JALマイルを使ったバンコクエアウェイズ特典航空券の発券方法
eJALポイント特典
ここまで紹介したのはJALマイレージバンクに貯めたJALマイルを直接特典航空券に交換する方法でしたが、JALマイルをeJALポイントというポイントに交換して特典航空券の購入代金として使う方法もあります。
この方法のメリットは、特典航空券には座席数に限りがありますが、eJALポイントで購入する場合は通常の購入と同様になるため、空席があれば購入するつことができます。
あと、搭乗して貯めることができるマイルやFLY ON ポイント(FOP)という、後述するJALの上級会員になるためのポイントも貯めることができます。
残念ながら特典航空券の場合はマイルもFLY ONポイントも貯めることができません。
eJALポイントの交換率は10,000マイルを15,000円相当のポイントに交換することができます。
10,000マイル=15,000ポイント(15,000円相当)から、10,000マイル単位で交換できます。1ポイント=1円相当としてお使いいただけます。特典航空券と比較するとマイルの価値は少し劣ってしまいますが、確実に航空券を確保したい場合は有効な手段になります。
eJALポイントの使い道 |
ANAのスカイコインではこれらの支払いは対象外になっています。(スカイコインでも航空券購入時の税金の支払いはできますが、特典航空券の税金などの諸費用の支払いには利用できません。)
JALマイルの貯め方
JALマイルの使い道はこれまでにご説明した通りですが、次はJALマイレージバンクにどうやってマイルを貯めて行くかをご紹介します。
JALもdポイント経由でポイント交換すれば最高で1:0.65(25%増量キャンペーン利用時、通常時は1:0.5)で交換できるルートがあるようですが、ポイントサイトのポイントは現金に変えることができるので、実質この場合は10,000円で6,500マイル(通常時は5,000マイル)を購入していることになります。
ANAとの比較すると、ポイントサイトからANAに移行した場合は1万円分のポイントが9,000マイルになるのに対して、JALマイルは6,500マイル(通常時:5,000マイル)に目減りします。
そのため、ANAマイルのソラチカルートが全盛期の今は、まずANAマイルを貯めて飽和状態になった場合に次のステップとしてJALも貯めようという流れになるのが得策かと思います。
マイルを語るときに重要になってくるのは「1マイルの価値」ですが、これはどうやってマイルを使うかになります。
最もマイルのコストパフォーマンスがいい使い方はビジネスクラスやファーストクラスの特典航空券の発券と言われています。
でも、私はビジネスクラスやファーストクラスで発券するならエコノミーでいいから回数旅行に行きたい派なので、そこに強く魅力を感じていません。
実際に、家族3人でビジネスクラスで旅行しようと思うと、場所にもよりますが十数万マイル必要です。
であれば、数万マイルでエコノミーで発券して、残りは現金で確保しておいてホテル代金に充てたいと思ってしまいます。
実際、ビジネスクラスやファーストクラスで発券を狙うのであれば、ポイントサイト経由のポイント錬金術を使わないとかなり厳しいと思います。
その場合は現金を取るか、マイルを取るかを慎重に検討する必要があります。
JALマイレージバンクの場合、マイルの有効期限は36ヶ月間です。
現金を期限のあるポイントに0.5倍〜0.65倍で交換するリスクも0ではありません。
その他、ローソンのPontaポイントをJALマイルに交換する方法などもありますが、1:0.5となりますので、Pontaポイントは圧倒的にローソンのロッピーで「お試し引換券」に交換してください。かなりお得に商品をゲットできます。
[ポイントサイトで貯める場合]
JALマイルをポイントサイト経由で貯める
ANAにはソラチカルートという高還元率(1:0.9)でポイントサイトのポイントをANAマイルに交換できるルートが確立されています。JALもdポイント経由でポイント交換すれば最高で1:0.65(25%増量キャンペーン利用時、通常時は1:0.5)で交換できるルートがあるようですが、ポイントサイトのポイントは現金に変えることができるので、実質この場合は10,000円で6,500マイル(通常時は5,000マイル)を購入していることになります。
ANAとの比較すると、ポイントサイトからANAに移行した場合は1万円分のポイントが9,000マイルになるのに対して、JALマイルは6,500マイル(通常時:5,000マイル)に目減りします。
そのため、ANAマイルのソラチカルートが全盛期の今は、まずANAマイルを貯めて飽和状態になった場合に次のステップとしてJALも貯めようという流れになるのが得策かと思います。
マイルを語るときに重要になってくるのは「1マイルの価値」ですが、これはどうやってマイルを使うかになります。
最もマイルのコストパフォーマンスがいい使い方はビジネスクラスやファーストクラスの特典航空券の発券と言われています。
でも、私はビジネスクラスやファーストクラスで発券するならエコノミーでいいから回数旅行に行きたい派なので、そこに強く魅力を感じていません。
実際に、家族3人でビジネスクラスで旅行しようと思うと、場所にもよりますが十数万マイル必要です。
であれば、数万マイルでエコノミーで発券して、残りは現金で確保しておいてホテル代金に充てたいと思ってしまいます。
実際、ビジネスクラスやファーストクラスで発券を狙うのであれば、ポイントサイト経由のポイント錬金術を使わないとかなり厳しいと思います。
その場合は現金を取るか、マイルを取るかを慎重に検討する必要があります。
JALマイレージバンクの場合、マイルの有効期限は36ヶ月間です。
現金を期限のあるポイントに0.5倍〜0.65倍で交換するリスクも0ではありません。
その他、ローソンのPontaポイントをJALマイルに交換する方法などもありますが、1:0.5となりますので、Pontaポイントは圧倒的にローソンのロッピーで「お試し引換券」に交換してください。かなりお得に商品をゲットできます。
[ポイントサイトで貯める場合]
- dポイント経由が一番高還元率(キャンペーン時で1:0.65、通常時は1:0.5)
- ポイントサイトのポイントはまずはANAにソラチカルートで交換すべし
- PontaポイントもJALマイルへの交換比率は1:0.5なのでローソンの「お試し引換券」に交換すべし
基本形はJALカードで貯める
JALカード |
と言っても基本は、クレジットカード利用代金200円で1マイル、ショッピングマイル・プレミアム(年会費3,240円税込)に加入した場合は100円で1マイルになります。
年会費の高いCLUB-Aゴールドカードやプラチナカードはショッピングマイル・プレミアムに加入しなくても100円=1マイルになります。
そのほか、JMB特約店と呼ばれるマイルが2倍たまる特約店もありますので、うまく利用すると100円で2マイルためることが可能です。
マイルが2倍たまる特約店 |
その理由は、入会搭乗ボーナスや毎年初回搭乗ボーナス、搭乗ごとのボーナスマイルがあるためです。
とはいえ個人的にはCLUB-Aゴールドカードまでは不要かと思いますので、普通カードもしくはCLUB-Aカードのどちらかで、今後どれくらいJAL便に搭乗するかを考えて選択すれば良いかと思います。
入会キャンペーンについてはこの次に説明します。
JALカード比較 |
JALカードは入会キャンペーンが重要
JALカードへの入会は入会キャンペーンが重要です。これは、JALカードに限ったことではないですが、クレジットカード入会時には大量ポイントゲットのチャンスです。
例えば、本日現在JALカード入会キャンペーンで普通カードで最大2,000マイル、プラチナカードで最大10,500マイルもらうことができるキャンペーンが実施されています。
JALカード入会キャンペーン |
10,500マイルと言えば100円の利用で1マイル貯まったとして、105万円分の利用相当マイルになります。
しかし、このうち5,000マイルは初回搭乗ボーナスマイルが含まれており、JAL便にマイル加算対象運賃で搭乗しないともらえませんのでご注意ください。特典航空券の場合はもらえません。
しかし、このうち5,000マイルは初回搭乗ボーナスマイルが含まれており、JAL便にマイル加算対象運賃で搭乗しないともらえませんのでご注意ください。特典航空券の場合はもらえません。
その他、「ハピタス」や「モッピー」「チョビリッチ」「ポニー」などのポイントサイト経由でJALカードを申し込むと、数千円分相当のポイントが付与されますので、どこが最適かじっくり比較して申し込んでください。
当ブログでは、特定のポイントサイトを推奨することはしておりませんので、各ポイントサイトを比較して、もっとも多くのポイントがもらえるサイト経由で申し込んでください。
よくわからない場合は「ポイントサイト JALカード」で検索すれば色々情報が出てくるかと思いますので吟味して選んでください。
WAONオートチャージ
「JALマイラーへの第一歩 JALマイレージバンクへの登録(JMB WAON)」で説明した通り、JALカードでオートチャージ設定しておくことで、チャージ時に100円=1マイル(ショッピングマイル・プレミアム登録時)、WAON利用時に200円で1マイルためることができます。
つまり、200円で3マイルとなり、100円換算すると1.5マイルとなります。
最近WAONを使えるお店が増えてきているので、この方法はオススメです。
イオンオーナーズカード × JMB WAON
イオンでの利用の場合、イオンの株主がもらうことができるイオンオーナーズカードとJMB WAON組み合わせると、キャッシュバック(3〜7%)を受けながらJALマイルを貯めることができます。
イオンオーナーズカード |
なぜ、わざわざそんなことを説明したかというと、このオーナーズカードを使うためには、通常のJALカードでの支払いではキャッシュバックを受けられないからです。
でも下記の通り、JMB WAONであってもWAONで支払えばキャッシュバック対象になります。
買物の際に、オーナーズカードをご提示いただき、現金又はWAON(イオンの電子マネー)、イオンマークのカードでのクレジット払い、イオン商品券、イオンギフトカードでお支払いください。
「イオンオーナーズカード × JMB WAON」は陸マイラー的にはオススメの組み合わせだったります。
ちなみに、オーナーズカードがあればイオンラウンジがある店舗ではオーナーズカード1枚につき4名まで利用できます。(ちなみに家族カードも1枚発行できるので、2枚あれば合計8名まで利用可能です。)
ラウンジが設置されているイオンが近くにある方は持っておいて損はないと思います。(当然、株価が下落すれば損しますが・・・)
JALマイレージモール
JALマイレージバンクは独自にJALマイレージモールという独自のポイントモールを運営しており、eマイルパートナーと呼ばれる400店舗を超えるネットショッピングでの買い物の際に、JALマイレージモールを経由することで、マイルをためることができます。
例えば、私がよく利用するのは「Amazon」で買い物する場合はJALマイレージモールを経由するようにしています。
Amazon.co.jpでの商品購入200円ごとに1マイルもらうことができます。
注意して欲しいのが、JALマイーレジモールからAmazonに遷移する前に、既にAmazonのショッピングカートに入っていた商品はマイル積算の対象外になってしまいます。
飛行機に乗ってマイルを貯める
本来マイルとは飛行機に乗ってもらうことができるものです。マイル積算対象運賃で搭乗券を購入して飛行機に乗れば、距離に応じてマイルをもらうことができます。
しかし、搭乗区間マイルの100%のマイルがもらえるとかというと、そうではありません。
しかし、搭乗区間マイルの100%のマイルがもらえるとかというと、そうではありません。
大抵、安い航空券ほど利用運賃のマイル積算率が悪いです。
積算率は国内線の場合は運賃種別、国際線の場合は予約クラスごとに決まっています。
その他、提携航空会社に搭乗しても、そのチケットがマイル積算対象である場合は、チェックインカウンターや予約時にJALマイレージバンクの会員番号を伝えることで、JALマイレージバンクにマイルをためることができます。
積算率は提携航空会社ごとに決まっていますので、JALのホームページでご確認ください。
JGC修行前にやっておきたいこと!!
その方法とは、JALマイルをeJALポイントに交換すれば、そこからさらに1年間期限が伸びるだけではなく、その後さらにeJALポイントを追加交換すると、保有しているeJALポイント全体がさらに一年間期限が延長されます。
つまりは追加し続ける限り期限を気にしなくて良いということになります。
これはANAのスカイコインにはないJALのみのルールになります。
積算率は国内線の場合は運賃種別、国際線の場合は予約クラスごとに決まっています。
国内線の運賃ごとのマイル積算率 |
国際線の予約クラスごとのマイル積算率 |
その他、提携航空会社に搭乗しても、そのチケットがマイル積算対象である場合は、チェックインカウンターや予約時にJALマイレージバンクの会員番号を伝えることで、JALマイレージバンクにマイルをためることができます。
提携航空会社での搭乗でもマイルをためることができます |
JALに搭乗してマイルを貯める場合はJALカード ツアープレミアムへの入会を忘れずに
JALに搭乗してマイルを貯める場合は、JALカードツアープレミアムへの入会をお勧めします。
JALカード ツアープレミアムについて詳細は下記の記事をご参照ください。
カード年会費に2,160円(税込)をプラスしてツアープレミアムに登録し、対象割引運賃でJALグループ便にご搭乗の場合、通常のフライトマイル*1にツアープレミアムボーナスマイルが加算され、合計で区間マイルの100%マイルがたまります。
また、JMB日本地区会員の方はJMB旅プラスへ自動入会となり、対象ツアーご参加で、JAL海外ツアーマイル*2などがたまります。
JGC修行前にやっておきたいこと!!
JALマイルの有効期限と有効期限の延長方法
既に説明しましたが、JALマイルの有効期限は36ヶ月間です。
マイルの有効期限は36カ月間! 例 : 8月1日にJALグループ便にご搭乗された場合の積算マイルは、3年後の8月末まで有効となります。 ※JAL国際線特典航空券などで空席待ちとなった場合、マイルの引き落としはお席がご用意できた時点となります。このマイルの有効期限を延長する方法があります。実際には期限の延長といよりは延命という方が正しいかもしれません。
その方法とは、JALマイルをeJALポイントに交換すれば、そこからさらに1年間期限が伸びるだけではなく、その後さらにeJALポイントを追加交換すると、保有しているeJALポイント全体がさらに一年間期限が延長されます。
つまりは追加し続ける限り期限を気にしなくて良いということになります。
これはANAのスカイコインにはないJALのみのルールになります。
もう一歩進んでJALグローバルクラブ(JGC)を紹介します
このブログではJALグローバルクラブ(JGC)というJALの上級会員サービスについてこれまで何度か紹介してきています。JALグローバルクラブとは、端的にいうとよくJALの飛行機に乗ってくれる人向けに特別なサービスを提供しますという特別会員向けのプログラムになります、
このJALグローバルクラブへ入会するためにはマイルとは別のFLY ON ポイントというものを貯める必要があります。
そんなJALグローバルクラブについて興味がある方は下記の記事ものぞいてみてください。また、新しい世界が広がるかもしれません。
JALグローバルクラブ(JGC)の特典&メリットについて徹底解説!!
JALグローバルクラブ(JGC)の入会条件について徹底解説 めざせJGCサファイヤ!! JGC会員になるとこんな豪華なラウンジを搭乗前に利用することができます。
【世界ラウンジ紀行】羽田空港 国際線サクララウンジ・スカイビュー編 JGC会員特典は国内線搭乗時でも威力を発揮します。
JGC会員の特典をJAL国内線搭乗記をもとに解説します
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