ドイツのフランクフルト空港で免税手続き(VAT還付)を行ってきたのでその方法をわかりやすく詳細に紹介したいと思います。
ヨーロッパ各国では付加価値税(VAT)と言われる日本の消費税相当が20%前後の国が多く、還付手続きをしないと我々旅行者も物品購入の際に税金を支払っています。
ただし、免税手続きをすることでドイツの場合は手数料を差し引いた10%前後のVAT還付を受けることができます。
今回リモワをフランクフルト空港で購入し、そのまま免税手続きを行ってきましたので詳細に紹介します!
ということで、まずはセキュリティチェックを受けます。(フランクフルト空港ターミナル1のBエリア)
その書類をTAX REFUNDのカウンターに持っていけば完了です。
私と同じくルフトハンザワールドショップで購入した場合はTravlexカウンターです。
この「planet」という会社の代行サービスを行なっています。
が、、ここで問題が・・・
先ほどの写真を見ていただければわかりますがカウンターがもぬけの殻です。。
なんと、スタッフが待てど暮らせど帰ってきません。
隣を見ると・・・
むむ、投函ポストがあります。
手続きとしては、
私のコードは何度検索してもトラックできなかったのに、気づいたらクレジットカードに還付されていました・・・
ポイントは下記になります↓
「一旦、カウンターで免税を受ける荷物を出してバゲージタグを付けてもらってから、Zoll Customsというカウンターで免税書類にスタンプをもらいその場で荷物を預ける」
普段は、航空会社のカウンターで預け入れ荷物を預けますが、免税手続きの為に一旦返してもらって、別のカウンターに持っていくことになります。
その後、スタンプをもらった書類を持って、TAX REFUNDのカウンターに行きます。
①Zoll Customsのカウンター、②TAX REFUNDのカウンター共にANAカウンターの近くにあるので安心ですね!
このコラボリモワを確実に購入する為には、事前にWebで予約購入しておくと便利です。実際に今回私はWebで購入して空港で受け取るだけだったので簡単でした。
ルフトハンザリモワ(Lufthansa Rimowa)をルフトハンザワールドショップで予約購入しました♪
ルフトハンザワールドショップの詳細は下記の記事をご参照ください。
限定リモワが買える!!ルフトハンザワールドショップ(Lufthansa WorldShop)を徹底的に紹介します!
この時、ついでにケルンにあるリモワの工場も見て来ました♪下記の記事をご参照ください。
リモワの工場見学!!ケルン郊外にあるRIMOWAの本社&工場に行ってきました♪
そして実際にドイツで購入してきたリモワのレビューはこちらです↓
ドイツで新型ルフトハンザリモワを買ってきたので徹底レビューします!!
リモワはドイツで購入するのが一番安いですが、工夫をすれば日本でも安く購入できます。 2019年最新版 憧れのリモワ(RIMOWA)を安く買う方法
各国ともこうなって欲しいですが、一旦手数料を発生させる仕組みを作ってしまえば利権が絡んでなかなかそこから抜け出すのは難しいでしょうね・・・
下記の記事ではドイツでお得に免税で購入できるリモワについて徹底解説しています。
リモワ(RIMOWA)のスーツケース徹底解説!!
ただし、免税手続きをすることでドイツの場合は手数料を差し引いた10%前後のVAT還付を受けることができます。
今回リモワをフランクフルト空港で購入し、そのまま免税手続きを行ってきましたので詳細に紹介します!
ドイツのフランクフルト空港で免税手続き(VAT還付・TAX REFUND)をする方法を完全解説!!
ドイツといえばリモワですが、それなりの金額なのでVAT還付額もバカになりません。免税手続きは要点を押さえておけば難しくないのでその方法を紹介します。ちなみに、私はリモワを箱から出して使った状態で持って行きましたがOKでした。
免税(VAT還付・TAX REFUND)について
ドイツ国内または、EU諸国内で品物を購入した場合、付加価値税がかけられていますが、旅行者は払い戻しが受けられます。※店舗により免税手続きの取扱いをしていない場合もありますので、お買い物の際には各店にご確認ください。
今回は、ドイツから日本などのシェンゲン圏外に出国する場合の例になります。私はタイ航空の利用でしたが、ANAも同じターミナル1のBエリアだったのでANA利用の場合も同じです。
また、ターミナルが違う場合もで基本的な手続きは同じになります。
ちなみにシェンゲン圏の説明をウィキペディアから引用します。
シェンゲン圏(シェンゲンけん、英: Schengen Area、仏: Espace Schengen)は、1985年に署名されたシェンゲン協定が適用されるヨーロッパの26の国の領域。シェンゲン圏では渡航者が圏内に入域、または圏外へ出域する場合には国境検査を受けるが、圏内で国境を越えるさいには検査を受けないことになっており、この点で単一の国家のようになっている。つまり、シェンゲン圏からシェンゲン圏へ移動する場合は最後のシェンゲン圏の最終出国地の税関で手続きを行う必要があるのですが、例えば乗り継ぎで時間がない場合などは、最終出国地ではない場所でも手続きをしてくれることがあるそうです。
事前準備:免税書類について
免税書類は物品購入の際にお店側に準備してもらいます。
私はフランクフルト空港のルフトハンザワールドショップというところで、リモワを購入しましたが、下記のような封筒に入っていました。
書類は2つで、免税書類(税金払戻し小切手(TAX REFUND CHEQUE))とレシートの原本です。
免税書類はこちらです↓
この免税書類には、自分で記入する枠があるのでそちらに記入します。
- 名前
- 住所
- パスポート番号
- メールアドレス
- クレジットカード番号(カードで還付を受ける場合)
還付金は現金かクレジットカードで受け取れます。日本円で受け取りたい場合は、クレジットカードにしましょう。
その場合は"Credit car no."のところに、クレジットカード番号を記入します。
これとレシートをセットにしておけば、免税書類は準備完了です。
レシート |
VAT還付額について
VATが19%だからと言って、全て戻ってくるわけではありません。還付手続きの代行費用などが差し引かれてしまいます。
私の場合は、690ユーロの買い物に対して76ユーロだったので約11%です。
ドイツの場合は、だいたい10%前後になるかと思います。
免税手続きについて
免税手続きは、免税品を機内に持ち込む場合と免税品を預け入れ手荷物として事前に預ける2パターンあります。
今回私が実施してきたのは、前者の機内に持ち込む場合ですが両方のケースについて紹介します。
今回私が実施してきたのは、前者の機内に持ち込む場合ですが両方のケースについて紹介します。
まずは、ANAのホームページより、フランクフルト空港での免税手続きの概要が掲載されていますので引用させてもらいます。
機内持ち込み荷物の免税手続きの方法
まずは、機内持ち込み荷物の免税手続きの手順です。
- 免税商品を購入したお店で免税書類「税金払戻し小切手(TAX REFUND CHEQUE)」を準備してもらう
- 空港でセキュリティチェックを通過
- パスポートコントロール(出国審査)を通過
- 制限エリア内のExport Confirmationで免税書類にスタンプを貰う
- 制限エリア内のTAX REFUNDカンターで払い戻しを受ける
機内持ち込み荷物にする場合は、必ず商品を持ち込んでください。
そして、免税手続きをきにする必要があるのはパスポートコントロールを抜けてからだけなので安心して出国審査まで進んでください。
次に、出国手続きを行います。
出国審査が完了したら、ここから免税手続きに入ります。まずは、赤い矢印の方に向かってください。
鷲のマークのようなところが、Export Confirmationで、そこで書類にスタンプをもらいます。
流れとしては、
①Export Confirmationでスタンプを貰う(ここで物品をチェックされることも(適当ですが・・・)) ←このスタンプがないと無効です!
②代行会社のカウンターで還付手続き(Global Blue/planet(Travelex))
ちなみに、②の還付手続きは購入したお店によってカウンターが異なりますので書類を確認しましょう。わからない場合は、両方に行ってみれば違う場合はあっち!と行ってくれるはずです。
ちなみに、上記の写真は私が購入したリモワのお店で発行してもらった書類の会社で「planet」という会社の免税手続き代行を「Travelex」で行います。
もう1つは、①Export Confirmationに続く通路のすぐ隣にある「Global Blue社」です。
何れにしても、まずは「Export Confirmation」でスタンプをもらいましょう。それが無ければ無効になります。
私が行った時は中国人パイロットが大量のレシートを手に手続きをしていました。。
ここで、「商品を見せろ!」と言われることもありますが、ちょー適当なのでおそらく、違うものを見せてもOKというと思われますw
免税書類とレシートにスタンプを貰いました。
流れとしては、
①Export Confirmationでスタンプを貰う(ここで物品をチェックされることも(適当ですが・・・)) ←このスタンプがないと無効です!
②代行会社のカウンターで還付手続き(Global Blue/planet(Travelex))
ちなみに、上記の写真は私が購入したリモワのお店で発行してもらった書類の会社で「planet」という会社の免税手続き代行を「Travelex」で行います。
もう1つは、①Export Confirmationに続く通路のすぐ隣にある「Global Blue社」です。
何れにしても、まずは「Export Confirmation」でスタンプをもらいましょう。それが無ければ無効になります。
この奥にあります (青いカウンターがGlobal Blue社のカウンターです) |
ここで、「商品を見せろ!」と言われることもありますが、ちょー適当なのでおそらく、違うものを見せてもOKというと思われますw
私と同じくルフトハンザワールドショップで購入した場合はTravlexカウンターです。
先ほどの写真を見ていただければわかりますがカウンターがもぬけの殻です。。
なんと、スタッフが待てど暮らせど帰ってきません。
隣を見ると・・・
- 税関の承認(先ほどのスタンプ)
- 名前、住所、パスポート番号
- クレジットカード番号
- レシート原本
を記入の上、投函してくれ!と書いてます。
うーーん、ちょっと怖いけどやってみよう!ということで、クレジットカード番号を何度も確認して、ポストに投函して来ちゃいました。
大丈夫だろうか?でもGlobal Blueは日本にもカウンターがあって、日本での投函もいいようなのできっと大丈夫だろうと信じて、クレジットカードに還付される目安の2〜3ヶ月ほど待ちたいと思います!
後日追記:
4月の頭に購入&手続きをして5月9日には無事クレジットカードに還付されていました!ちょっとドキドキしていたので良かったです♪
後日追記:
4月の頭に購入&手続きをして5月9日には無事クレジットカードに還付されていました!ちょっとドキドキしていたので良かったです♪
免税手続きの追跡
planet社の場合は下記からバーコード番号でトラックできるようになっていますので進捗をたまに確認したいと思います。
私のコードは何度検索してもトラックできなかったのに、気づいたらクレジットカードに還付されていました・・・
預け入れ荷物の免税手続き方法
次は預け入れ手荷物の場合の免税手続きの方法です。
こちらは実際に利用したわけではないので写真がありませんが、流れとしては同じで、免税手続きのタイミングが異なります。
こちらは実際に利用したわけではないので写真がありませんが、流れとしては同じで、免税手続きのタイミングが異なります。
- 免税商品を購入したお店で免税書類「税金払戻し小切手(TAX REFUND CHEQUE)」を準備してもらう
- 航空会社のカウンターで預け入れ手荷物のタグをつけてもらい、免税手続きを受ける旨を伝え、一旦返却してもらう
- 制限エリア外のZoll Customsのカウンターで免税書類にスタンプをもらい、荷物をあづける
- TAX REFUNDカンターで払い戻し手続きをする
ポイントは下記になります↓
「一旦、カウンターで免税を受ける荷物を出してバゲージタグを付けてもらってから、Zoll Customsというカウンターで免税書類にスタンプをもらいその場で荷物を預ける」
普段は、航空会社のカウンターで預け入れ荷物を預けますが、免税手続きの為に一旦返してもらって、別のカウンターに持っていくことになります。
その後、スタンプをもらった書類を持って、TAX REFUNDのカウンターに行きます。
ドイツでリモワを購入!!
この時、私はリモワというスーツケースをルフトハンザワールドショップという空港のお店で購入しました。
というのも、ドイツ発のブランドであるリモワはドイツで購入すると日本で購入するよりもVAT還付を入れると30%近く安く購入することができます。
しかも、ルフトハンザとのコラボリモワは日本では正規ルートでは購入できない為、並行輸入品などは高値で販売されています。
ルフトハンザとのコラボリモワについては下記の記事をご参照ください。
ルフトハンザとのコラボリモワについては下記の記事をご参照ください。
待望のルフトハンザリモワが新型RIMOWAになって登場!!
リモワがリニューアルして路線も大きく変わりました。 そのため、これまでリモワファンの間で最も有名なコラボモデルだったドイツのフラグシップエアラインの「ルフトハンザ」とのコラボモデルがなくなるのではないかと思っていましたが、ついにルフトハンザのワールドショプで
このコラボリモワを確実に購入する為には、事前にWebで予約購入しておくと便利です。実際に今回私はWebで購入して空港で受け取るだけだったので簡単でした。
ルフトハンザリモワ(Lufthansa Rimowa)をルフトハンザワールドショップで予約購入しました♪
ルフトハンザワールドショップの詳細は下記の記事をご参照ください。
限定リモワが買える!!ルフトハンザワールドショップ(Lufthansa WorldShop)を徹底的に紹介します!
この時、ついでにケルンにあるリモワの工場も見て来ました♪下記の記事をご参照ください。
そして実際にドイツで購入してきたリモワのレビューはこちらです↓
ドイツで新型ルフトハンザリモワを買ってきたので徹底レビューします!!
リモワはドイツで購入するのが一番安いですが、工夫をすれば日本でも安く購入できます。 2019年最新版 憧れのリモワ(RIMOWA)を安く買う方法
ドイツのフランクフルト空港で免税手続き(VAT還付)をする方法まとめ
免税手続きは結構めんどくさく感じますが、ポイントを押さえておけばそれほど難しくありません。
ポイントを整理しておくと、
- 必要書類は、免税書類とレシート原本
- 書類に税関でスタンプを貰う
- 機内持ち込み手荷物の場合は「出国審査後に手続き」
- 預け入れ手荷物の場合は「一旦カウンターで荷物を出して、タグを付けてもらってからZollというカウンターで手続き&預け入れ」
- 約一ヶ月ちょっとで還付されていました
になります。
私が購入したリモワはドイツで購入するとかなりお得に購入できます。是非、皆さんもドイツ旅行に行った際は免税手続きを行なってくださいね。
ちなみに、免税手続きでいうと日本はかなり便利で、外国人や海外在住の日本人は日本での買い物で免税を受けられるんですが、お店の支払いの段階で消費税が全て免税になり、書類を作ってもらい、それを出国前に税関に提出するだけという、素晴らしい仕組みです。
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