【豪華客船】タリンク&シリアラインのメガスター号でヘルシンキからエストニアの首都タリンに日帰り旅行!





豪華客船でエストニアの首都タリンに行ってきました!


今回のメインはフィンランドのヘルシンキだったのですが、古い街並みが残るタリンにもいきたくて、日帰り旅行で行くことにしました。

ヘルシンキ-タリン間は片道2時間程度でフェリーで移動することができます。

フェリーも何社か就航していますが、タリンク・シリヤラインであれば豪華客船を体験できて、日帰り往復であれば料金も片道料金と同等とお得なので日帰りで行ってきました。

ヘルシンキとタリンのフェリーターミナルの情報や乗船方法からメガスター号の内部まで実際の体験談を元に紹介します!


タリンク&シリアラインのメガスター号でヘルシンキからエストニアの首都タリンに日帰りトリップ!


エストニアの首都タリンは可愛らしい街並みで本当に素敵でした。そしてタリンク&シリアラインも思っていたより大きな船で驚きました!

タリンへの日帰り観光について

エストニアの首都タリンは、バルト海東部のフィンランド湾に面しており、ヘルシンキやストックホルムからフェリーで訪問することができます。

エストニアは世界最先端のIT国家と言われている国ですが、タリンにある旧市街は世界遺産『タリン歴史地区』に指定されています。

タリン歴史地区は見所満載で1日では足りないくらいですが、ヘルシンキ滞在中にタリンに日帰り観光にいく日本人観光客は多いようです。(実際に、ヘルシンキであった方々もタリンへは日帰りで行くと言ってました。)

ヘルシンキは歴史のある建物が多いよいうよりも、スタイリッシュな街という印象が強かったですが、タリンの旧市街はこれぞヨーロッパという街並みを感じることができてよかったです。

タリンの通貨はフィンランドと同じくユーロですが、物価が北欧のフィンランドやストックホルムと比較するとかなり安く感じるので、物価の高い北欧から安いタリンに移動するとホッとするかもしれません。

そんなタリンにはお昼過ぎに到着して夕方に出発する船で日帰り旅行したので、滞在時間は6時間から7時間ほどでしたが、ちょっと足らない気もしました。

とはいえ、今回は子連れ旅行だったので、子供の負担を考えるとちょうど良かったと思っています。

可能であれば、日帰り旅行の場合は朝一に移動して夜まで滞在するのがいいと思います。

タリンク・シリヤラインの予約方法・乗船方法について

タリンクシリヤラインの予約方法や乗船方法について下記の記事にまとめています。
上記にも記載していますが、ヘルシンキ-タリン間を日帰りする場合は、片道料金より安くなる日帰り往復運賃があります。

ヘルシンキ側のフェリーターミナル(ヘルシンキ西港ターミナル2)

まずはヘルシンキ側のフェリーターミナルの紹介です。

ヘルシンキにはいくつかフェリーターミナルがありますが、タリンク・シリヤラインのタリン行きは、ちょっと中心部外れたヘルシンキ西港ターミナル2にあります。


ヘルシンキ西港ターミナルへは中心部からトラムで移動可能です。


トラムの路線は6Tか7が西港ターミナルの目の前まで運行しています。


乗船までの流れとしては、
  • チェックイン(Webチェックイン可)
  • ゲート通過
  • 乗船開始
注意点としては、チェックインは出航時間の30分前までに済ませる必要があり、乗船時間と出航時間は異なるため時間に余裕を持って移動されることをオススメします。


私はアプリでWebチェックインしていったのでカウンターで並ぶ必要がなく、スマホの画面を下記にかざして入場できました。


ちなみにカウンターでチェックインする際にJALのJMBカードを提示すると船内でのショッピングが8%引きになるVIPカードをもらえるのでぜひ利用しましょう。


私は、帰りのタリンの港のカウンターでこのVIPカードをもらいました。

タリン側のフェリーターミナル(タリン港ターミナルD)

タリン側のフェリーターミナルは、タリン港のターミナルDになります。

到着も出航もこちらのターミナルDでした。


まずは、到着時ですが旧市街までは歩いて移動する方も多いようですが、乗り放題パスを購入してバスで移動する選択肢もあります。

ターミナルを出ると黄色タクシーが客待ちをしています。


私たちはできるだけ体力をセーブしておきたかったらのでエストニア発祥の配車アプリ「Bolt Taxify」を利用しました。

ターミナルから旧市街のレストランまで5.1ユーロの表示でしたが、Blot Taxifyのクーポンがあって、最大7ユーロ割引だったので無料で利用できました。


約3kmの道のりを15分ほどかかりました。

また、荷物が多い場合ターミナル内にコインロッカーもありました。ロッカーに荷物を預けて観光するのに最適ですね!




帰りもタリンの旧市街から港までBolt Taxifyを利用して戻りました。滞在中ずっと、旧市街で過ごしたので、それ以外は交通機関は使わなかったです。

帰りも乗船までの流れは同じで、


  • チェックイン(Webチェックイン可)
  • ゲート通過
  • 乗船開始
となります。

往復チケットだからなのか、往路のWebチェックイン時にすでに復路の分のチケットも受け取っていたので、そのままゲートを通過するだけでOKでした。


下記にスマホの画面をかざして通過しました。


物価の安いエストニアではタクシー料金などもヘルシンキと比べると安いので助かります。

ターミナル内にはキオスクのようなスーパーマーケットもあったのでそこで、タリン製のチョコレートのお土産や船内で食べる物を買って乗り込みました。

メガスター号

ヘルシンキとタリン間はスター号とメガスター号、エウロパ号が運行しています。

今回乗船したのは一番新しいメガスター号です。


環境に優しい液化天然ガス (LNG) 燃料船のメガスター号は、ヘルシンキ-タリン間を2時間で結び、全長212,2mのフェリーには最大2,800名の搭乗が可能です。

メガスター号はバルト海上の最大チョップと言われていて、トラベラー・スーパーストアが船内にあり、 2,800㎡の広大な店内には、ワイン、ビール、スピリッツ類、たばこ、スイーツなどの食品、さらに有名人気ブランドのコスメ用品&香水などが種類豊富に取り揃えられています。

船内の様子(客室)


では、そんなメガスター号の船内を紹介します。

まずは、座席ですが明るいレストランっぽいテーブル席からバーのようなシックな雰囲気の座席、シッティングラウンジといういわゆる船の座席など、多種多様な種類の座席タイプがあるので、最初どこに座るか迷いました。

有料ラウンジは他にありますが、今回紹介するのは追加料金不要の全て無料で利用できる場所です。











私たちが選んだのはデッキ9にあるシー・パブと言われる、パブがある落ち着いた雰囲気の場所にしました。


最初静かだからここが良いと思ったのですが、途中からジャズコンサートが始まって急に騒がしくなりました(笑)

他にもシッティングラウンジというちょっと豪華な座席が並べられている場所もあります。


8月でもちょっと肌寒かったですが、外のデッキで過ごすこともできます。


船内には子供のプレイルームもありました。


船内はカジノが合法なのでスロットマシンもいたるところに設置されています。


ゲームコーナーには有料のゲーム機もあります。



レストラン

メガスター内に食事ができる場所は7つあります。
  • DELIGHT BUFFET
  • THE CHEF'S KITCHEN
  • FAST LANE
  • BURGER KING
  • COFFEE & CO
  • VICTORY BAR
  • SEA PUB
価格は日本人の感覚からすると決して安くはないですが、北欧の物価からすると高いとも感じない値段設定でした。

例えば、バーガーキングのバーガー系が4.7ユーロから10ユーロ弱くらいでした。


船内にバーガーキングがあるのも不思議な感じがします。


ショッピング

一番驚いたのがショッピングの充実度です。

船の中に免税店が入っているような感じで、空港のターミナルにいるような感覚になりました。


北欧は税金が高いので、フィンランドから乗ってお酒などを大量買して帰る方も多いようです。




タリンク&シリアラインはムーミンのオフィシャルシップなので、ムーミンとのコラボ商品も売られています。


船内のWiFi

チケットに書かれているコードを使うことで船内ではWiFiを利用することができます。

速度もストレスなく、快適に利用できました。

タリンク・シリヤラインのメガスター号乗船レビューまとめ


タリンク・シリヤラインのメガスター号に乗ってヘルシンキからタリンに日帰り旅行してきました。

ヘルシンキとはまた違った雰囲気の街並みを味わえてよかったです。

片道は2時間なので、往復で4時間かかりますので丸一日のトリップとしてちょうど良いかと思います。

実際にタリンへはヘルシンキから日帰りで観光に行く観光客が多いようです。

メガスター号は思ったより大きくて、船内のショッピングが充実していました。

この船内であれば2時間は余裕で過ごせます。

ゆっくり過ごしもよし、ショッピングするもよし、カジノに明け暮れるも良しと、オールラウンダーな客船でした。

移動時間も楽しめるのは良いですね!

この後にヘルシンキとストックホルム間を同じくタリンク・シリヤラインで移動してきました。

同じような船かと思っていたら、全然違いました。そちらはムーミンキャビンに宿泊し、ムーミンも乗船してきたのでそちらの様子も後日紹介したいと思います。

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