JALのB787-8(B788)搭乗レビュー!!日本航空の関空-バンコク線に搭乗してきました。





関空発着のバンコク路線はANAが就航しておらず、日系の航空会社に限るとJAL一択になります。(代わりに同じくスターアライアンスに所属するタイ国際航空が担っています。)

そんなJALで関空-バンコク線に搭乗してきました。


最近はJALのA350が話題を集めていましたが、国際線の主力はまだまだ今回紹介するB787です。

この時はエコノミークラスの搭乗でしたが、JALの上級会員のJGCの恩恵もしっかり受けてきました♪

一概にB787-8といっても同じJALでも複数の種類があるので、その辺りも紹介したいと思います。


JALのB787-8(B788)搭乗レビュー!!関空線-バンコク線に搭乗してきました。



私が飛行機の機材を気にし始めた頃に導入が開始されたB787には思入れ深いものがありますが、最近ではA350が出てきて存在感がなくなってきていますが、しばらくは787の時代が続くと思われます。

JALの関空・バンコク路線(JL727・JL728)

前述の通り、日系のレガシーキャリアのANAは関空とバンコクの直行便を運行していません。

そのため、日系航空会社にこだわると必然的にJALになります。

しかし、JALも直行便は一日1往復しか就航しておらず、関空発便がJL727、バンコク発便がJL728となっています。

このいずれも深夜便なのですが、所要時間が6時間くらいと寝るにはちょっと短く、起きておくには微妙という、ちょっと使い勝手の悪い便しかないというのが私の感想です。

JL727もJL728も現在は「B787-8(788)」というボーイング社の中型旅客機を採用しています。

JALの787-8 E03

JALは同じボーイン車のB787-800でも複数のタイプが存在します。

関空-バンコク路線はE03という座席数の一番多い座席配置になっています。

座席配置


残念ながら787-8 E03にはプレミアムエコノミーの設定がありません。

その分、がっつりとエコノミー席を配置したタイプになっています。

ビジネス需要の多い東京路線とは違い、関空の場合はターゲット層が違うのかもしれませんね。

ちなみに、先日搭乗してきたJALの777-200erのプレエコの様子は下記の記事をご参照ください。

ビジネスクラス

ビジネスクラスの座席はJAL SHELL FLAT NEOを採用しています。


このタイプのシートは残念ながらイマイチなので、あまり乗ってみたい!という気持ちになりません。。

どうせなら、下記のような個室っぽくなる方がビジネスクラスの値打ちがありますよね。


上記は、同じくJALの788-7のE12、E11のビジネスクラスで採用されているシートになります。

詳細は下記のJALのページをご確認ください。

https://www.jal.co.jp/aircraft/conf/787.html

エコノミークラス


エコノミークラスもいわゆる普通のシートで、特に特別感がないのが残念なところです。

つまり、JALのJL727とJL728に採用されているB787−8 E03の機体はJALのB787-800の中でも比較的初期のものであることがわかります。

エコノミークラスでもJGCの恩恵は受けられます

この時はエコノミークラスへの搭乗でしたが、JALの上級会員資格のJGC会員ではあるので下記のサービスを受けることができます。
  • JALグルーバルクラブカウンターでスマートにチェックインJ
  • AL専用保安検査場で混雑知らず(JALファストセキュリティレーン)※空港によっては設置なし
  • サクララウンジで出発までゆったりと
  • 優先搭乗サービスで早く搭乗して手荷物置き場を確保
  • 優先手荷物サービス(プライオリティタグ)で、いち早く荷物を受け取り
 各サービスの詳細については下記の記事で体験レビューを紹介しています。

JALのJGCでどんな特典が受けれるの?実際の国際線搭乗記をもとに紹介します!

スワンナプーム空港ではサクララウンジではなくキャセイパシフィックのCXラウンジがおすすめ!

搭乗前のラウンジサービスですが、バンコクから搭乗する場合は、JALのサクララウンジもありますが、どちらかというと同じくワンワールドに所属するキャセイパシフィック航空のCXラウンジがおすすめです。

サクララウンジは比較的新しくていいのですが、とにかく日本人が多くてラウンジ内がうるさいです(笑)

リニューアルオープンしたJALサクララウンジ@バンコクスワンナプーム空港

この時は最初にCXラウンジに行ってから直前にサクララウンジに行ってみましたが、CXラウンジは貸切状態、サクララウンジは座るところもないくらい人で溢れかえっていて、お祭り状態でしたw

もちろんラウンジの混雑度合いはタイミングにもよりますが、JAL便に搭乗する場合はどうしても混雑してしまうと思います。

関空のサクララウンジ

一方、関空の場合はラウンジの選択肢がなくサクララウンジになってしまいます。


日本のサクララウンジのカレーはやっぱり美味しいですね!

個人的には関空のサクララウンジは何度かお世話になっていますが、こじんまりしていても嫌いではないです。

プライオリティパス所持者は”ぼてぢゅう”も忘れずに!

関空といえば、プライオリティパスというラウンジカードでお好み焼き屋さんのぼてぢゅうが無料で利用可能です。

私が行った時はダイナースクラブカードでも利用可能でした。

プライオリティパスについては下記の記事をご参照ください。

最強のラウンジカード プライオリティパスの魅力を徹底解説します!

ちなみに、このプライオリティパスがあればJALの上級会員でなくてもバンコクのスワンナプーム空港のいろんなラウンジが利用可能です。

プライオリティパスで利用できるスワンナプーム空港のラウンジ特集!

ラウンジには興味があるけど、上級会員まではちょっとという方や出張で国際線によく乗る方にはプライオリティパスはオススメです。

JAL787-800機内の様子

では、前置きが長くなりましたがJAL787-800の機内の様子です。


上記がビジネスクラスのシート(JAL SHELL FLAT NEO)です。

一応フラットにはなりますが、どちらかというとプレエコっぽい感じであまりありがたみがないですよねw

シートがこれじゃなければ、マイルで一度はこの路線のビジネスクラスに乗ってみたいと思っているのですが。。

今回はエコノミークラスでの搭乗でした。

以下がエコノミークラスの座席です。




 さすがはレガシーキャリアのシートなのでしっかりした作りのシートで、座席間隔も十分です。




シートの下にはフットレストがありますが、いまいちこのフットレストを使いこなせずにいますw


機内エンターテイメントのディスプレイは旧式です。


USB充電用のポートはあるのでこの点は便利ですね。古い機材だと、これすらなくて不便なことも多いです。


深夜便の場合、私は寝ることに専念するのでほぼ映画をみたりすることは無いわけですが・・・

機内食

深夜便ですがしっかりと機内食が出ます。

個人的には、JALの機内食は結構美味しいので好きです。

この時は中華丼か鶏肉チャーハンでした。




この日も普通に美味しかったです♪

JALのB787-8(B788)搭乗レビューまとめ

今回は、関空-バンコク間のB787-8の搭乗レビューを紹介しました。

同じ、JALのB787-8でも複数のタイプがあり、タイプによっては少し古い機材になるということがお判りいただけたかと思います。

残念ながら関空のバンコク便は、そのB787-8の中でも古い機材が採用されています。

これが、もう少し新しい機材になるとBAのAviosを使ってビジネスクラスに乗ってみたいのですが・・・

今は、若干条件が改悪していますが日本とバンコクのJAL便に乗るならBAのAviosを使うのが一番お得です。

ちなみに、同じB787でも航空会社によっては全然違います。

例えば、同じワンワールドのカタール航空のビジネスクラスの場合は、満足度が非常に高かったです。

世界一のビジネスクラス!カタール航空のB787-800(QR827)搭乗記

ANAのビジネスクラスもスタッガードシートでいい感じです。

念願のANAビジネスクラス!成田-バンコク 787-8(フルフラットシート+スタッガード配列)搭乗記

ロイヤルヨルダン航空の787はこんな感じでした。

スクートでハワイはいい感じでした!!関空-ホノルル便(B787)の詳細をレビューします!!

このように、同じ機体でも航空会社によって色々な特色があって面白いですね!

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