バンコクのLCC専用のドンムアン空港ですが郊外にあるスワンナプーム空港よりもアクセスが悪いのがネックです。
そんなドンムアン空港からオススメの移動手段はGrabですが、Grabの使い方や乗り場など、皆さんが空港に着いてから迷わないように解説したいと思います。
ドンムアン空港からの移動はGrabがオススメです!使い方から乗り場まで徹底解説します!!
バンコクに住んでいるのでバンコク市内や旅先でGrabを多用していますが、ドンムアン空港からのアクセスでもGrabが便利なので紹介したいと思います!!乗り場はちょっと注意が必要です。
ドンムアン空港について
ドンムアン空港は以前はタイの首都バンコクのメイン空港でしたが郊外にスワンナプーム空港ができてからは格安航空会社(LCC)専用空港として生まれ変わりました。
スワンナプーム空港よりは市内中心部に近いエリアになりますが、スワンナプーム空港のエアポートレイルリンクのような便利な公共交通機関がなく、渋滞覚悟のバスやタクシーが主な移動手段なので、個人的にはドンムアン空港よりもスワンナプーム空港を選びがちです。
ただし、多くのLCCが就航しているのでうまく利用すれば格安でタイ国内や近隣諸国へ気軽にいけるのでドンムアン空港を使う機会が多いのも事実です。
今回はそんなドンムアン空港からの移動でオススメの交通手段Grabについて紹介します。
ドンムアン空港の交通手段
ドンムアン空港からの交通手段としては下記があります。
- バス(A1/A2など)
- リモバス(Limo Bus)
- タクシー
- リムジンタクシー
- 鉄道
上記のうち、鉄道は本数が少なく現実的な交通手段とは言えません。
とにかく安く行きたいという場合はA1/A2バスがオススメです。
とにかく安く行きたいという場合はA1/A2バスがオススメです。
リモバスは、乗車料金が一律150バーツですが、
- ドンムアン空港→カオサン
- ドンムアン空港→MRTシーロム→BTSラチャダムリ
と行き先が限られています。
こちらの場合は、A1/A2の路線バスと違って、少し割高な分、確実に座ることができるのがメリットです。
今回は、最近一世を風靡している配車アプリのGrabをドンムアン空港で使う方法を紹介します!
Grabについて
Grabはマレーシア発のシンガポールに本社を構える配車アプリです。
アプリで行き先を指定して、事前に料金を確認の上、タクシーを呼ぶことができるので非常に重宝しています。
重宝しているポイントしては、
- 事前にクレジットカードを登録しておくことでキャッシュレスであること
- 事前に料金を確認できること
- アプリで地図を使って行き先を指定できるので言葉がわからなくてもなんとかなってしまうこと
があります。
Grabの使い方や詳細については下記の記事をご参照ください。
ドンムアン空港から市内のGrab料金
ドンムアン空港から市内までのGrab料金は300バーツ前後が目安です。
これに、高速を利用する場合は高速代が追加されますが、ドンムアン近くの高速代はタイの中では高い方で70バーツです。
さらにその先も高速道路を利用する場合は+50バーツ〜必要です。
例えば、アソークにあるウェスティンまでの料金は299バーツでした。この金額には高速代は含んでおらず、またGrabは需要に応じて価格が変動するので需要が多いタイミングでは高額になります。例えば、雨が振ったりするとかなり高くなる傾向にあります。
Grabはいろんなタイプの車を選ぶことができますが、車種別の料金は下記の通りでした。
通常のタクシーの場合も同じような金額くらいですが、タクシーは空港使用料としてドンムアン空港から乗る場合はメーター+50バーツ必要です。
ドンムアン空港のGrab乗り場について
空港などの大きな施設でGrabを利用する際にポイントになるのがピックアップ場所です。
大抵の空港や大きなショピングセンターではあらかじめGrabがピックアップ場所を指定していますがドンムアン空港はちょっと厄介だったので紹介します。
ドンムアン空港は国際線と国内線のターミナルは繋がってはいますが別々にあります。
ドンムアン空港第一ターミナル(国際線)のピックアップ場所
まずは、国際線の第一ターミナルのピックアップ場所です。
Grabにはゲート1番から7番まで指定可能でした。
とりあえず、私は7番ゲートを指定しました。
国際線の場合、外に出るには預け入れ手荷物を受け取って制限エリアを抜けてから左側に行くとタクシー乗り場と出口があります。
こちらのLimoBusカウンターの後ろが7番ゲートの出口です。
が、この7番ゲートを出てみるとわかりますが、すぐ左隣がタクシー乗り場と右隣がバス乗り場になっています。
7番ゲートの左がタクシーのりば |
右側がバス乗り場 |
ここにGrabこれるかな?と心配していたら案の定ドライバーからメッセージが来ました。
4番ゲートまで来て欲しいとのことでした。
ちなみに下記が実際にこの時に送迎に来てくれた車両ですが、4番ゲート前は比較的駐車しやすくなっています。
ドライバーさん曰く、6番・7番ゲートはタクシーとバスがいるのでGrabが入るのは難しいということでした。
そのため、国際線ターミナルでGrabを利用する場合は4番ゲートを指定するといいと思います。
ドンムアン空港第二ターミナル(国内線)のピックアップ場所
次は国内線第二ターミナルのピックアップ場所を紹介します。
こちらは11番ゲートと12番ゲートがGrabのピックアップ場所になっていますが、国内線ターミナルの場合は素直にこのどちらかのゲートでOKです。
こちらも国内線で到着して制限エリアを抜けて、左側に行くと11番、12番ゲートがあります。
こちらの出口を出ると、一般の送迎待ちやGrab待ちの方が大勢いると思います。
ドンムアン空港内のルートが変?
たまたまかもしれませんが、ピックアップに来てもらう時のルート案内がバグっているような感じがしました。
この時点で残り10分となっていますが、実際には5分もかからなかったのでドンムアン空港内の地図が変なのかなと思います。
ドンムアン空港からタクシーの乗り方
ここまではGrabの乗り方を紹介しましたが、通常のタクシーの乗り方も紹介しておきます。
第一ターミナル、第二ターミナル共にそれぞれの一番奥にタクシー乗り場があります。奥というのは手荷物を受け取ってから左側です。
順番がくると呼ばれるので、さっきもらったチケットをカウンターで見せて外に出ましょう。
ドンムアン空港のタクシー乗り場からタクシーに乗る場合は、空港使用料が50バーツ必要なので、メーター運賃に50バーツ追加して払いましょう。
また、空港のタクシーは取り締まりを強化しているので比較的不正なことをする運転手さんは少ない気もしますが、旅行者とわかるとメーターを使わずにふっかけてくることも良くあるので注意しましょう。
ドンムアン空港の移動手段まとめ
今回紹介したようにドンムアン空港からの移動手段はGrabがオススメです。
空港からの移動に限らず、バンコクをはじめとする東南アジアの主要都市の市内での移動でも使えるのでGrabをインストールして、登録しておくと便利ですよ。
ただ、タイの空港での利用に関しては、空港の管理会社AOTからすると利用者がGrabを使うとタクシーの空港利用料(50バーツ)が入らなくなるので、あまり快く思っていないという事情もあり、Grab車両が迎えに来たら素早く乗り込むようにしましょう。
同じ運営会社のスワンナプーム空港ではGrab対策の一環なのか送迎レーンで待っている車をよく、追い出すように警告を鳴らしているのを見かけます。
とはいえ、Grabを使いこなすと旅行が非常に快適になります!
私はこれまでタイやバンコクに限らず積極的にGrabを利用しています。
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