タイは日本の消費税に当たる付加価値税(VAT)は7%です。
日本人旅行者もタイで買い物をした場合にこの7%を払っているわけですが一定の条件を満たせば、このVATを還付してもらうことができます。
手順が書いてありました。
こちらのIN(入り口)から入ってカウンターで、免税書類とレシート、パスポートと品物を提示します。
カウンターの数が少なかったので、混雑していることも考慮して時間には余裕を見るのがいいかと思います。
下記が免税手続きカウンターです。
ちなみに、市内の免税店のキングパワーコンプレックスで購入した場合の受け取りカウンターは下記になりますのでお間違えのないようにご注意ください。
ただ、還付されるのは7%全てではなく一部手数料等を引かれて5%程度返ってきました。
先日、家族が遊びにきた時に免税手続きを手伝ってきたのでその方法を紹介したいと思います。
タイの免税手続き方法(VAT還付)を徹底解説!お店〜スワンナプーム空港での手続きまで紹介します!
タイの免税手続きは簡単ですがお店でまず手続きをして、その後空港の空港のイミグレ通過前、通過後の計3回手続きをする必要があります。タイ在住者はどうなのか?開封済みでも大丈夫なのか?などの疑問にもお答えします!
タイの免税制度(VAT還付)
タイでは日本の消費税にあたる付加価値税(VAT)は7%です。
旅行者でもこの7%を払う必要がありますが、一定の条件を満たせば還付手続きをすることができます。
- 免税対象店舗:“VAT REFUND FOR TOURISTS” のロゴが表示されたお店
- 免税対象額: 1日に同じ店舗で2,000バーツ以上
- 払戻期限: 購入日から60日以内
条件としては、免税対象店舗で1日に2,000バーツ以上の買い物が条件となります。
例えば、デパートなどで買い物をした場合は同日であれば店舗が異なっても合算して計算できることが多いので、デパートのインフォメーションなどでご確認ください。
VAT還元額
タイのVATは前述の通り7%ですが、エンポリアムデパートでで購入した際には下記の通りでした。
項目 | タイバーツ |
支払い総額 | THB 27,290 |
VAT合計 | THB 1,785.32 |
VAT還付額 | THB 1,390 |
つまり、27,290バーツの買い物をして1,390バーツ返金されました。
上記の金額が免税手続きの書類に書いてあり、そのままの金額が現金で返ってきました。
現金での還付の場合、手元に帰ってきたのは免税書類にある金額”1,390バーツ”でした。
還付手段(現金、送金小切手、クレジットカード)
還付金の受け取り方法は現金(タイバーツ)、送金小切手、クレジットカードから選択可能になっています。
バーツ受け取りの場合は、手数料不要でしたが送金小切手、クレジットカードの場合は、手数料が必要です。
なのでまたタイに来る予定があればバーツでの受け取りが有利ですが還付金額が30,000バーツを超える場合は、送金小切手またはクレジットカードへの還付となります。
タイの免税手続き
それでは具体的な免税手続きについて紹介します。
詳細は、タイ政府のホームページに詳しく英語で書かれています。
全体的な流れをかいつまんでご説明します。
買い物の時にはパスポートが必要になるので忘れないようにしましょう。
1.VAT REFUND FOR TOURISTSの看板があるお店で買い物
上記の看板のお店で1日に2,000バーツ以上買い物をした場合に、パスポートを提示して必要書類を作ってもらいましょう。
2.書類にサイン
基本的に必要事項はお店側で記入してくれるのでサインだけしましょう。
クレジットカードで還付を希望する場合はクレジットカード番号等を記入する必要があります。
ちなみにお店でパスポートがない場合は、スマホに入っている写真でもOKか聞いてみてください。
本当はダメなんですが、OKな場合もありますw
3. 空港でチェックイン前に手続き(税関印をもらう)
次に航空会社のカウンターでチェックインする前に免税カウンターで税関印をもらいましょう。
なぜ、チェックイン前かというと、品物をカウンターで見せる必要があるからです。
万が一、税関印をもらう前に品物を預け入れしてしまった場合は、手続きできない可能性があるのでご注意ください。
2019年10月15日より買い物の総額が5,000バーツ未満の場合は、税関(Custom Inspection for VAT REFUND)カウンターでのスタンプ不要ででそのまま還付手続きが可能になってい流のでこのステップはスキップできます。
スワンナプーム空港の場合は、出発フロアの一番右側(西側)にありました。(空港に入って、向かって右側)
この時は、購入した物品は開封状態でしたが特に問題なく手続きできました。
本来免税は、国外での消費が条件なので開封品はダメなはずなんですが・・・
無事税関のスタンプをもらいました。
そして、次はチェックインカウンターで搭乗手続きを済ませ、イミグレを通過して出国手続きまで完了させます。
4.還付手続き
税関印をもらったら、出国後の制限エリア内で還付手続きを行います。
免税カウンター(VAT Refund for Tourists Office)は、イミグレ通過後に右側にも左側にもあるので搭乗ゲートの近い方に行きましょう。
混雑している場合もあるので余裕を持って手続きをするようにしましょう。
手続きは簡単で、先ほど税関印をもらった書類とパスポートをカウンターで提示するとあとは全てやってくれます。
書類にサインをするだけで手続き完了です。
現金での還付の場合は、このカウンターでタイバーツで渡されるのでしっかり金額を確認するようにしましょう。
項目にe-Walletというのがありますが、電子マネーにももどせるのでしょうか?
手続きは簡単で、先ほど税関印をもらった書類とパスポートをカウンターで提示するとあとは全てやってくれます。
書類にサインをするだけで手続き完了です。
現金での還付の場合は、このカウンターでタイバーツで渡されるのでしっかり金額を確認するようにしましょう。
ちなみに、市内の免税店のキングパワーコンプレックスで購入した場合の受け取りカウンターは下記になりますのでお間違えのないようにご注意ください。
タイ在住者は免税手続きができるのか?
ちなみに、免税の条件に”タイ滞在が年間180日未満の方”というものがあります。
つまり、制度上はタイ在住者は免税手続きができないということになりますが、話を聞く限りは特にチェックされることもなくタイ在住者でも免税手続きできることが多いようです。(ただし、その行為は犯罪です。くれぐれもご注意ください。)
開封品でもOK?
そして、本来免税は海外で消費するものなので、開封品はNGなはずですが、こちらも税関でのチェックは比較的ゆるく開封品でも文句を言われることは少ないようです。
ただ、確実に通したい場合は開封しないことをお勧めします。
タイの免税手続きまとめ
今回はタイの免税手続きを紹介しました。
ポイントとしては、
- 対象は1日に同一店舗で2,000バーツ以上の買い物をした場合
- 手続きにはお店でパスポートの提示が必要
- 空港での手続きは二回
- 1回目は出国手続き前に税関印をもらう。(商品を見せる必要があるのでチェックイン前に済ませるのが無難)
- 2回目は出国手続きの後に還付手続きを行う
タイでの免税手続きは思った以上に簡単でした。
ただし、空港での手続きはタイミングによっては激混みの可能性もあるので時間には余裕を持って行動するようにしましょう。
ただし、空港での手続きはタイミングによっては激混みの可能性もあるので時間には余裕を持って行動するようにしましょう。
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