日本ではJALが国内線に2019年に就航を開始したエアバスのA350ですが、ベトナム航空は2015年から導入を開始しています。
今回は、そんなベトナム航空のA350に搭乗してきたので搭乗レビューをまとめたいと思います。
搭乗してきたのは、バンコク-ホーチミン間の約1時間のフライト×2でした。
コロナウィルス問題に揺れる中、機内サービスの中止などの影響はありましたが、比較的快適に過ごすことができたので紹介します。
今回の搭乗はエコノミークラスでしたが、搭乗時にビジネスクラスのシートを撮影してきました。
そして次の写真が機材トラブルで変更になる前のVN607便です。
そして、機材変更後のスカイチーム塗装のA350の機内はこちらでした。
スカイチーム塗装のA350のだけ、他の二機体と少しだけ違っていて、機内エンターテイメントのリモコンがなくタッチパネルのみでした。
リモコンのある機体の機内エンターテイメントはこちら↓
テーブルもおりたたみのできる機能的なものです。
もちろんUSBポートもあるのでケーブルがあればスマホも充電できます。
これ以外にもユニーバサル電源が座席下にあったのでプラグを気にせずに利用することができます。
ヘッドレストも調整できるタイプなのでいいですよね。
一番安いプランが2.95USDでした。
一番高いもので80MBまでで29.95USDとかなり高額ですね。。
搭乗してきたのは、バンコク-ホーチミン間の約1時間のフライト×2でした。
コロナウィルス問題に揺れる中、機内サービスの中止などの影響はありましたが、比較的快適に過ごすことができたので紹介します。
【快適空間】ベトナム航空のエアバスA350搭乗レビュー!
新しい機材は快適でいいですよね!ただ、新しい機材といってもベトナム航空は2015年に一番最初のA350を導入開始しているので5年経過している機材もあることになります。
エアバスA350について
今回搭乗してきたのは、エアバス社の最新の機体A350です。
このブログでも何回か紹介してきていますが、ボーイングのB787の対抗機種になります。
A350もB787もカーボンファイバーを使用した軽量化に成功した機体で燃費性能に優れています。
利用者視点では静音性能に優れ、キャビン内の加湿機能がついているなど、湿度や温度などの空調管理にも優れているため、快適に機内で過ごすことができます。
A350にはA350-900とA350-1000という胴長タイプのものがありますがベトナム航空が所有しているA350はA350-900の方です。
このブログでも何回か紹介してきていますが、ボーイングのB787の対抗機種になります。
A350もB787もカーボンファイバーを使用した軽量化に成功した機体で燃費性能に優れています。
利用者視点では静音性能に優れ、キャビン内の加湿機能がついているなど、湿度や温度などの空調管理にも優れているため、快適に機内で過ごすことができます。
バンコク-ホーチミン(VN606、VN607)
今回搭乗してきたのはVN606便(バンコク→ホーチミン)とVN607便(ホーチミン→バンコク)です。
最終目的地は、フーコック島でしたがバンコク-ホーチミン間は往復ともにA350でした。
ベトナム航空はもう一便、バンコクとホーチミン間を飛ばしていますがそちらはVN600とVN601で、機材はA320なので、私たちが搭乗したVN606便とVN607便の方が機材として快適かと思います。
ベトナム航空のA350-900
今回紹介するA350ですが、ベトナム航空はA350を14機所有しています。
ベトナム航空のA350シートマップ(座席表)
ベトナム航空のA350のシートマップは二種類あります。
座席クラス | 座席数 |
---|---|
ビジネスクラス | 29 |
プレミアムエコノミークラス | 45 |
エコノミークラス | 231 |
座席クラス | 座席数 |
---|---|
ビジネスクラス | 29 |
プレミアムエコノミークラス | 36 |
エコノミークラス | 240 |
総座席数は2タイプともに305座席ですが、プレミアムエコノミーとエコノミークラスのシート数が若干異なります。
ビジネスクラスのシート
こちらのシートはヘリボーン式のシートで、フルフラット仕様です。
色合いのせいか、ちょっとテンション上がらないのはなぜでしょう(笑)
バンコク-ホーチミンは約1時間だけなので、このフルフラットはちょっともったいなく感じますねw
プレミアムエコノミーは、写真を撮れなかったので割愛します。
ベトナム航空A350のプレミアムエコノミーシート
ベトナム航空ではA350とB787にプレミアムエコノミーの設定があります。
以下、公式ページからの引用です。
ベトナム航空専用に設計されたエアバスA350では、広々とした足元スペースと快適な座席をご用意。贅沢な38インチの座席ピッチと最大8インチのリクライニングが可能な座席で、10.6インチのモニターでお楽しみいただける、最新のエンターテイトを。さらに、湿度調整された客室と大型荷物棚で、より快適にお過ごしいただけます。
B787のプレエコはこちら↓
新機種ボーイング787-9ドリームライナーは、広々とした足元スペースとゆったりとした42インチの座席ピッチと座席全体を最大7インチリクライニング可能な座席をご用意。明るさ調整可能な大型窓、専用の読書灯、大容量の収納棚が備え付けられています。 10.6インチのモニターでメニュー豊富な機内エンターテイメントをお楽しみください。
プレミアムエコノミーは、写真を撮れなかったので割愛します。
エコノミークラス搭乗記
次にエコノミークラスの紹介です。
この旅行の復路のホーチミン→バンコクの機材が搭乗完了後に機材トラブルにより急遽機材変更になりました。
ベトナム航空カラーの機体からスカイチーム塗装のA350に変更でした。
乗り換え含めて遅延が約一時間で済んで、さらに同じA350を準備できるのは本拠地ならではの対応でしょうか。
おかげで遅延はあったもののA350を3機楽しむことができました。
こちらが往路のVN606便の機内です。
ヘッドレストも調整できるタイプなのでいいですよね。
機内Wi-Fi
機内Wi-Fiも利用可能ですが有料でした。
Wi-Fiは利用していないので速度等は確認していません。
機内食について(コロナウィルスの影響で機内サービスは中止)
ベトナム航空はいわゆるレガシーキャリアなので機内食やドリンクのサービスがありますが、コロナウィルスの影響で機内サービスは中止、CAさんはマスク&ゴム手袋着用という厳戒態勢でした。
配給されたのがこちらのお水とお菓子一個でした。
まあ、このタイミングではしょうがないですね。。個人的には機内サービスはあまりいらない派なので、ペットボトルのお水を最初にくれるのはありがたかったりします。
一点気になったのは、この前日に乗ったJALはのB787は駐機中も空調を稼働していて、空気を綺麗に保っていました。一方のベトナム航空の場合は、通常のオペレーション通り、出発前までは空調は稼働していなかったので、ウィルス対策という点ではJALの方が安心感がありました。
一点気になったのは、この前日に乗ったJALはのB787は駐機中も空調を稼働していて、空気を綺麗に保っていました。一方のベトナム航空の場合は、通常のオペレーション通り、出発前までは空調は稼働していなかったので、ウィルス対策という点ではJALの方が安心感がありました。
エコノミークラスでもラウンジ利用
最後に、搭乗前のラウンジについて紹介します。
一応、ANAのSFCとJALのJGCホルダーではありますが、ベトナム航空はJALと提携していてマイルを貯めることはできますが、スカイチームなのでJGCであってもエコノミークラスではラウンジの利用ができません。
ただ、プライオリティパスがあればバンコクのスワンナプーム空港でもホーチミンの空港でもラウンジを利用することができます。
スワンナプーム空港のプライオリティパスで利用できるラウンジ
特にスワンナプーム空港はラウンジ天国でプライオリティパスやダイナースクラブカードがあればいろんなラウンジの中から選ぶことができます。
下記にまとめているのでご覧ください。
ホーチミンのタンソンニャット国際空港のプライオリティパスで利用できるラウンジ
ホーチミンのタンソンニャット国際空港もプライオリティパスがあれば「オーキッドラウンジ」が利用可能です。
ベトナム航空のエアバスA350搭乗レビューまとめ
今回はベトナム航空のA350の紹介でした。
途中機材トラブルで乗り換えもありましたが、それでもA350がすぐに用意できるのはさすがだと思いました。
この時、ホーチミンからバンコク便に乗った時に多くのタイ人が日本の空港のお土産袋を大量に持って、乗っているのを見かけました。
バンコク-東京は、LCCもかなりお得な運賃が多いですが、確かにいつも乗り継ぎ便も調べてみるとベトナム航空が出てくることが多いので、それで利用している人が多いみたいです。
LCCと違って、預け入れ手荷物もいっぱい預けられて、機材持ち込み荷物もそれほど厳しくないレガシーキャリアのベトナム航空であれば、基本運賃がLCCより多少高くでもトータルではお得になることもありそうです。
ベトナム航空であれば便を選べばA350に当たることもあるかと思うので、快適に空の旅を楽しめると思います。
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