リモワがラインナップを一新してから3年が経過しました。
その間に、新生リモワは数々のコラボ商品を世に送り出し、最近はスーツケースだけでなく、バッグやサングラスなどの小物などもラインナップしており、LVMH傘下に入ってから大きく路線が変わってきました。
そんなリモワですが、価格改定を繰り返し、値上がりが続いていますが、カラーバリエーションの追加やマイナーチェンジが行われています。
以前のリモワは、頻繁にマイナーチェンジを繰り返している印象でしたが、新型リモワのマイナーチェンジの情報を読者の方からいただいたので紹介したいと思います!
新型RIMOWAも進化している?リモワのマイナーチェンジについて
今回はクラシックのマイナーチェンジの情報を読者の方からいただきました!最近、ネット通販やオークションサイトでは並行輸入品のエッセンシャルなどが日本の定価と比較するとかなり安いものも出回っているので、マイナーチェンジ前のモデルを安く入手するルートが確立されてきているのかもしれませんね。
リモワの型番について
リモワには型番があります。
8桁の数字からなる番号で、「XXX.XX.XX.X」のような形で表現されます。
各桁には意味があります。
リモワの型番については別の記事にまとめているので下記の記事をご参照ください。
今回紹介するのは、3桁目のバージョン変更による、マイナーチェンジについてです。
クラシックのマイナーチェンジ
今回読者の方からいただいた情報は、クラシックのマイナーチェンジ情報です。
先程紹介した型番のうち、3桁目がバージョンの情報です。
2021年10月時点のクラシックのチェックインMの最新の型番は「973.63.00.4」ですが、分解すると下記の通りです。
- 1桁目「9」 = アルミ製(素材)
- 2桁目「7」 = クラシック(シリーズ名)
- 3桁目「3」 = バージョン3(バージョン名)
- 4桁目・5桁目「63」 = チェックインM(サイズ)
- 6桁目・7桁目「00」 = シルバー(色)
- 8桁目「4」 = 4輪マルチホイール(車輪の数)
つまり、現行のモデルのバージョンは「3」なので2018年から2回バージョンアップしたことになります。
クラシックの「972.63.00.4」と「973.63.00.4」の違い
今回情報をいただいたのがクラシックの「972.63.00.4」と「973.63.00.4」の違いです。
【クラシックのマイナーチェンジ】
- クラシックシリーズは2021年3月に一部リニューアル
- 同じcheck in Mサイズでもシリアルナンバーが違う
- 2021年3月以前:972.63.00.4
- 2021年3月以降:973.63.00.4
【変更点】
- テレスコープハンドルとキャスターがグレーからブラックへ変更
- テレスコープハンドルの伸縮が段階式から無段階式へ変更
- テレスコープハンドル持ち手部分にクッション性を備えたレザー生地を使用
このようにクラシックは2021年3月時点で一部モデルチェンジがされているようです。
これらの変化点を順番に紹介していきます。
テレスコープハンドルとキャスターがブラックに変更
まずは変更点の一点目ですが、テレスコープハンドルとキャスターの色がブラックに変更されているそうです。
ちなみに、我が家のクラシック(ルフトハンザモデル)は2019年に購入したものなのでマイナーチェンジ前ですが、マルチホイールがシルバーです。
テレスコープハンドルですが、持ち手はブラックですが、周辺がシルバーです。
マイナーチェンジごと思われる公式サイトの画像を見てみると・・・
両方ともブラックになってますね。
でも、個人的にはこの点はそれほど重要ではないかと思います。
テレスコープハンドルの伸縮が段階式から無段階式へ変更
クラシックを使っていて、唯一の不満点がテレスープハンドルが無段階式ではなかったことですが、マイナーチェンジ後はこの点が解消されています。
この点はなぜ、段階式を採用しているのか不明だったので、大きな改善点かと思います!
テレスコープハンドル持ち手部分にクッション性を備えたレザー生地を使用
そして、最後がテレスコープハンドルの持ち手部分にレザー生地が使用されている点です。
下記の写真は私の保有しているクラシックですが、赤枠の部分にレザーは使用されていません。
一方で、RIMOWAのページのクラシックの写真を見てみると・・・
下の部分にレザーが使われていることがわかります。
何気にこの部分が一番、手に持つことが多い場所なので、ここをレザーにすると言うのは正常進化ですね!
革好きにはたまらない変更点です。
その他のモデルも変化あり
今回はクラシックの説明でしたが、ホームページを見ただけでも、例えばハイブリッドの四隅の金具のカラーが変更されています。
下記の写真は2019年頃に撮影したハイブリッドです。
四隅のアルミ素材の部分がシルバーです。
最新のモデルは本体と同系色になっています。
これは見た目にも関わる比較的大きな変更点ですが、こういったものを含め、マイナーチェンジを新型リモワは繰り返して、より洗練されたデザインや使い勝手を目指しているんですね!
並行輸入品を買う際には・・・
今回紹介した、マイナーチェンジ情報の有効活用方法としては、オンラインショップで並行輸入品を購入する際には、事前に型番を確認しておくと、いつ頃のモデルかわかるかと思います。
例えば、リモワのお店で見て、同じシリーズを購入したとしても、若干の仕様変更がある可能性があります。
細かい部分であれば、それほど気にならないかもしれませんが、今回紹介したような、クラシックのテレスコープハンドルの無段階化や革ハンドルの追加などは、比較的大きな変更点なので、気になるところですよね。
お店によっては、タイミングによるため、わからないと言われるかもしれませんが、通常は段ボールにシリアル番号が記載されており、在庫の商品を確かめて貰えばわかる情報なので、気になる場合は事前に確認しましょう。
リモワのマイナーチェンジまとめ
今回はリモワのマイナーチェンジについて紹介しました。
LVMHに買収される前のリモワはかなり頻繁にマイナーチェンジを繰り返している印象でしたが、新生リモワもマイナーチェンジは行われているようです。
最近、楽天やYahoo!ショッピングなどで並行輸入品のリモワが格安で売られるようになってきています。
おそらく、こういったものはマイナーチェンジ前のリモワである可能性が高いため、オンラインショップで購入して、届いたら想像していたものと違ったと言うことが起こらないように、可能であれば事前に確認するようにしましょう。
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