長年使ったSANYOの元祖おどり炊きECJ-XP1000が壊れました。
SANYOのおどり炊きの炊飯器といえば、今の高級炊飯器市場の先駆け的な存在ですが、発売から10年以上が経過しています。
炊飯器がないと困るので急ぎ物色して、後継機とも言えるパナソニックの最上位機種SR-VSX101(SR-SSX101)を購入しました。
パナソニックの他の機種と比較してなぜSR-VSX101にしたのか、そしてサンヨーのおどり炊きとの違いなど紹介したいと思います!
SANYOの元祖おどり炊き ECJ-XP1000が壊れてパナソニックの最上位モデルSR-VSX1シリーズを購入しました!
炊飯器選びって難しいですね、、店頭で試食会でもしていればわかりますが好みもそれぞれ違うので評判を聞いても決定打にかけますよね。。
SANYOのおどり炊きのその後
今回、炊飯器を選びで重視したのは「これまで使っていたECJ-XP1000と同程度以上に美味しいこと」です。
逆にいうと、同じ製品が欲しかったのですが・・・
三洋電機はすでにパナソニックに買収されています。
そのため、その技術を継承した商品はパナソニックから発売されています。
なので、今回パナソニックの商品を中心に比較しました。
パナソニックの炊飯器ラインナップ
パナソニックの炊飯器は大きく分けて三つのラインナップがあります。
- SR-VSX1シリーズ(可変圧力&大火力IH)
- SR-MPW1シリーズ(可変圧力&大火力IH)
- SR-MPA1シリーズ(可変圧力)
価格は上のいくほど高い価格設定になっています。
SANYOのおどり炊きモデルは可変圧力だったので、純粋な後継機といえば「SR-MPA1シリーズ」になります。
より上位機種の「SR-VSX1シリーズ」と「SR-MPW1シリーズ」は可変圧力+大火力IHでSANYOの技術とパナソニックの技術が融合したモデルです。
純粋な炊き方でいえば、「SR-VSX1シリーズ」と「SR-MPW1シリーズ」は同じなのですが、他の機能面でこのに機種には違いがあります。
また、価格は倍近く違うので、その機能面の差に魅力を感じるか、またはSR-VSX1シリーズを安く購入できるかがポイントかと思います。
SR-VSX101とSR-MPW101を比較した結果の決め手
最終的な候補は、最上位モデルのSR-VSX101とSR-MPW101のどちらかで、価格面からもほぼSR-MPW101に決めていました。
両者の違いで、一番決め手になったのが、スチーム保温の有無です。
SR-VSX101にはスチーム保温がありますがSR-MPW101にはありません。
というのも、炊き立てのご飯の出来は最強だったECJ-XP1000ですが、一晩おいたご飯には不満がありました。
そこで、その弱点を克服できるならということでスチーム保存機能のついている「SR-VSX101」にしました。
各モデルの機能比較を見ていて、メーカーはやっぱりラインナップするのが上手だなと思いました。。
あとはパナソニックのキャッシュバックキャンペーンも含めるとそこまで価格差が大きくなかったことも決め手です。
パナソニックの最上位モデルSR-VSX1シリーズ(SR-VSX101/SR-SSX101)
もちろん、上記の他にもSR-VSX101には固有の機能がついています。
- おまかせ見極め炊き
- 鮮度炊き分け
- 出来栄え炊き分け
- 「キッチンポケット」アプリ連携
まとめると、銘柄やお米の状態に応じて炊き分けることができるようになっていて、アプリ連携して最新のお米の情報をアップデートすることができるので、その年のお米のコンディションに応じた設定ができるみたいです。
個人的にはアプリ連携はそれほど重視していませんでした。
また、その他の機能もそれほど期待していませんでした。
SR-VSX101とSR-SSX101の違い
我が家が購入したのは「SR-SSX101」ですが、モノ自体は「SR-VSX101」と同じです。
家電量販店などに売られているのが「SR-VSX101」です。
販路の違いによって型番が違っているだけで、機能自体は同じです。
SR-VSX101と旧モデルSR-VSX100の違い
次に、旧モデルのSR-VSX100と最新のSR-VSX101の違いを紹介します。
旧モデルのSR-VSX100はある程度価格が下がってきているので、どちらの方が良いか、機能面を調べてみました。
主な違いは、
- 冷凍用ごはんの炊飯コースがついた
- スマホアプリのキッチンポケット連携
- おまかせ見極め炊きができる
- 炊き分けできる銘柄の増加
- スチーム保温機能がアップ
です。
この中で一番重視したのがスチーム保温機能がアップした点です。
ごはんのやわらかさの比較(パナソニック調べ) |
これまで2回だった噴射回数を10回に変更したり、保温の温度を見直すことで改善したそうです。
これにより、黄ばみを抑えたり、つやのあるお米を長時間キープできるようになったみたいです。
今回、最上位モデルSR-VSX1シリーズにした決め手だったのがスチーム保温機能でもあったので、新機種を選びました。
また、繰り返しになりますが新機種の方は期間限定でパナソニックのキャッシュバックがあったのでそこまでの価格差はありませんでした。
SR-VSX101/SR-SSX101開封レビュー!
では、SR-VSX101/SR-SSX101の開封レビューを紹介します。我が家の炊飯器はSR-SSX101です。
こちらがダイヤモンド釜釜です。
内釜については、後ほど詳細を紹介しますが、こちらが内釜の底面です。下記の機種は、底面がボコボコしておらずフラットでした。
こんな感じですっきりとしたデザインでどこにでも馴染みやすいです。
そして、炊飯コースでは、銘柄ごとの炊き分けが可能です。
音は比較的静かな方かと思います。
艶があって、美味しそうなご飯が炊き上がりました♪
サンヨーおどり炊きとの比較
おそらく、同じく買い替えを検討している方も多いのではないかと思いますので、我が家にあった、SANYOの元祖おどり炊き ECJ-XP1000との比較を紹介します。
まずはサイズ感ですが、ECJ-XP1000の方が全体的に一回り小さいです。
というよりも、SR-VSX101はサイズ的には大きいと思います。
ただし、重量が全然違うので、SR-VSX101の方が圧倒的に取扱が楽です。
炊き上げたご飯の味は?
肝心の炊き上げたご飯ですが、結論から言うと「ECJ-XP1000」の方がお米に張りがあって好みです。
10年という歳月が経過していますが、ECJ-XP1000の凄さを再認識させられました。
と言うのも「おまかせ見極め炊き」で炊いた場合は、粘り気ともちもち感がすごいですが、柔らかめの炊き上げの印象で、張りがある方が好みの場合はECJ-XP1000の方が合います。
でも、保温したご飯の美味しさは圧倒的にSR-VSX101です。
翌朝や翌日に食べても普通に美味しいです。スチーム保温すごいですね!
そして、お弁当に入れて持っていったりしても、冷めたご飯がめちゃくちゃ美味しいです!
さらに、SR-VSX101の凄いところは、好みに合った炊き上げができるところです。
ECJ-XP1000のようなハリのあるご飯が好きな場合は設定を変更すれば、同じような炊き上げを実現することができます。
食感自在炊き分け機能
SR-VSX101には、食感自在炊き分け機能が搭載されています。
ときにはお子さまや年配の方に合わせてしっとり「やわらか」に炊き上げ、ときにはメニューに合わせて「かため」に炊き上げるなど、13通りの食感に炊き分けられます。
この機能で炊いた結果、 ECJ-XP1000に匹敵する炊き上がりになりました。
ただし、しゃっきり3で炊いた場合、保温時にはスチーム保存しないと記載がありました。(スチームで柔らかくなってしまうのを防ぐためだと思われます。)
この辺りは、好みかと思いますので、好みに炊き上げできるSR-VSX101は凄いと思います。
簡単お手入れ
何よりも内釜が軽くなったことで、お手入れが格段に楽になりました。
そして、手入れが必要な部品はこちらの3つです。
簡単に取り外せるので、お手入れもそれほど大変ではありません。(ECJ-XP1000とほぼ同じです。)
美味しく炊けない場合は・・・
パナソニックの最上位モデルSR-VSX1シリーズでご飯が美味しく炊けないと言う場合は、今回紹介した「食感自在炊き分け機能」でいろんな炊き方を試してみてください。
お好みにあった炊き方が見つかるかもしれません。
それと、3合炊くよりも2合で炊いた方が圧倒的に美味しいので、うまく炊けないと困っている場合はお試しください。
最上位モデルSR-VSX1シリーズまとめ
パナソニック炊飯器の最上位機種「SR-VSX101/SR-SSX101」を紹介しました。
SANYOの元祖おどり炊き ECJ-XP1000から買い替えを検討している方は、デフォルト設定だと、好みの炊き上げにならない可能性があります。
ただし、食感自在炊き分け機能を使うことで、好みの味を追求することができます。
そして、スチーム保温の威力は凄いです。
さらに、冷めたご飯がめちゃくちゃ美味しいのにはびっくりしました。
アプリ連携は、イマイチ中途半端な位置付けなので、それほど期待するほどのものではないかもしれません。。
SR-VSX101はモチモチで旨みがたっぷりのご飯が好きな方や、いろんな食感に炊き分けたい方には向いているかと思います!
一番いいのは、店頭で試食できるといいのですが、コロナでそれもできないのが残念ですよね・・・
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