本当にお得?紹介リンクなしでMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのコスパを考える(マリオットボンヴォイアメックス)





インフルエンサーの多くがおすすめしているSPGアメックス改め、マリオットボンヴォイアメックスカードですが、本当にお得なのでしょうか?



これまで主力として二年間お世話になったVISA Line Pay Visaカードがポイント還元率の引き下げと共に、メインカードの役目を終えました。

次のメインカードとして物色している中で候補になったのが「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」です。

年会費は高いですが、ホテルステイにはまっている身としては非常に気になるカードです。

そこで忖度なしに、本当にお得なのか考察してみました。

最終的に入会を誘導するような記事では無いのでご安心を、、もし、本当にオススメのカードだったとしても、紹介リンクは貼りませんので(笑)

といってもアンチでもなく、本当に入るかどうか迷っているので、このカードのここがいいよ!などあれば教えてください!


本当にお得?Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのコスパを考える(マリオットボンヴォイアメックス)



このカードをインフルエンサーの人たちがおすすめしている理由は紹介特典が半端ないからというのは間違い無いですが、メリットがあるのも事実です。でも、年会費も高く、万人受けするカードでは無いのは確かです。とはいえ、メリットがあるのも事実なのでどういった人ならこのメリットを享受できるのかも考察してみます。


Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

今回紹介する「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」は、SPGアメックスにかわる、マリオット系列のホテルの特典を享受することができるアメックスのクレジットカードです。

年会費は高いですが、それ相応の特典もあります。

プレミアムがつかない、ワンランク下の「マリオットボンヴォイ・アメックス(Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・カード)」もありますが、今回はプレミアムを中心に紹介します。

年会費

まずは年会費からですが、マリオットボンボイアメックスプレミアムは49,500円です。

カード名

年会費(税込)

家族カード(税込)

Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード

49,500円

1枚無料/2枚目以降24,750円

Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・カード

23,100円

家族カード1枚目無料/2枚目以降11,550円


おおよそ5万円といえば、高級ホテルに一泊宿泊できる金額なので、その価値があるかどうかがポイントになります。

カードの特長

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの特長は、
  • 毎年のカードご継続と条件達成で無料宿泊特典プレゼント 
  • ご入会と同時にMarriott Bonvoy「ゴールドエリート」会員資格を自動的に付与 
  • 家族カード1枚目無料で無料宿泊特典獲得プログラム条件達成の近道に
  • 毎年15泊分の宿泊実績をプレゼント<エリート会員資格取得に向けた宿泊実績>
  • さらに上のステータスを手にする機会も<Marriott Bonvoy「プラチナエリート」会員資格>
ですが、これらの特長を順番に追ってみていきます。

無料宿泊特典

SPGアメックス時代は、カード継続で無料宿泊特典だったのですが、カードの継続+条件達成で無料宿泊プレゼントに代わっています。

条件は下記の通りです。
プログラム期間中*1にMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを合計150万円以上ご利用いただき、翌年度以降も同カードをご継続いただくと、無料宿泊特典1泊1室分(50,000ポイントまで)をプレゼントします。また、あなたがお持ちのポイント(最大15,000ポイント*2)と無料宿泊特典を合算すれば、交換レート65,000ポイントまでの無料宿泊に交換することも可能です。
毎月13万円ほどカードを使えば、達成できる条件なのでそれほど難しくはなさそうです。

一方で、無料宿泊特典として予約可能な50,000ポイント分の価値がどれくらいあるか気になりますよね。

ポイントの価値を算出しているいろんな記事を参考にさせていただくと、MAXで1pt=1円で使えれば良さそうなところのようです。

なので、50,000ポイント=50,000円と考えることもできるので、年会費をペイできる!とは当然なりません(笑)

これだけなら、マリオットに縛られずに、好きなホテルに泊まった方がいいですよね・・・

ということで、この特典が最低限のラインで、どこまで他の特典でお得感を上積みできるかが、ポイントになります。

ゴールドエリート会員資格

入会と同時にMarriott Bonvoy「ゴールドエリート」会員資格が自動的に付与されます。
通常、1年間25泊以上のご宿泊を達成された場合に取得できるMarriott Bonvoy「ゴールドエリート」会員資格をMarriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの基本カード会員様には自動的に付与します*¹。レイトチェックアウトやホテル内での対象となるご利用金額に対して25%のボーナスポイントなど、ホテルでのご滞在をよりお楽しみいただける特典をご用意してます。 

■特典一例 
  • ゴールドウェルカムギフトポイント(250または500ポイント)を進呈 
  • チェックイン時の空室状況により、エンハンスドルーム(より良いお部屋)へのアップグレード*2 
  • 午後2時までのレイトチェックアウト*2 
  • Marriott Bonvoyロイヤルティプログラム参加ホテル(以下、Marriott Bonvoy参加ホテル)ご利用による獲得ポイント数:1米ドル=12.5Marriott Bonvoyポイント*3 (通常 1米ドル=10Marriott Bonvoyポイント)
上記の通り、ゴールド特典は、他のホテルプログラムと比較しても、特筆すべきものが無さそうです。

ゴールド会員で、どこまでアップグレードしてもらえるのか、レイトチェックアウトの確実性はどれくらいかがポイントになりそうです。

これだけいうと、IHGのインターコンチネンタルアンバサダーは、年会費200ドル払えば、インターコンチネンタルホテル宿泊時にアップグレード&16時レイトチェックアウトが確約されています。(空室の都合で不可の場合は、ホテルクレジット又はポイントがもらえます。)

なので、ゴールド特典がもらえるというのは年会費が5万円近いカードの特典としてはイマイチです・・・

家族カードが1枚目無料

家族カードが1枚目は無料になる点はSPGアメックスから改善点のようですが、むしろこれまで有料だった方が?なので、この点は特筆すべきポイントでありません。

毎年15泊分の宿泊実績をプレゼント

ゴールドエリートより上の会員資格であるプラチナエリートになるためには50泊分の宿泊実績が必要ですが、カードホルダーには15泊分の下駄を履かせてくれます。

ただ、この点も5万円の年会費が高いと感じている人にとっては、残り35泊でも50泊でも大差のない話ですよね(笑)

出張でマリオット系列の宿泊ができるくらいの宿泊費を経費として認めてくれる会社に勤めていて、年間それなりの回数出張で宿泊する人やプラチナ修行をする一部の人以外にはメリットはなさそうです。

さらに上のステータスを手にする機会も<Marriott Bonvoy「プラチナエリート」会員資格>

個人的に一番気になったのが「さらに上のステータスを手にする機会も<Marriott Bonvoy「プラチナエリート」会員資格>」という特典です。

1年間に50泊以上のご宿泊を達成された場合に取得できるMarriott Bonvoy「プラチナエリート」会員資格を、年間*1合計400万円以上のカードご利用で取得いただけます。達成後はMarriott Bonvoy「プラチナエリート」会員資格ならではの魅力あふれる特典やサービスをお楽しみいただけます。 

先程のゴールド会員特典にメリットはそこまで感じませんが、プラチナエリートとなれば話は別です。
  • 無料の朝食を含むウェルカムギフト
  • ラウンジへのアクセス
  • 一部スイートを含む客室のアップグレード
  • 午後4時までの、レイトチェックアウト
  • ご滞在時、50%のボーナスポイントけた宿泊実績
これらの特典がもらえるのであれば、年に数回しかマリオット系のホテルに宿泊しなかったとしても5万円の年会費は安く感じます!

ただ、年間合計400万円以上のカード利用という点が微妙なところです・・・

毎月33.3万円以上カードを使うかどうかポイントになります。

我が家の場合、年間400万円というと微妙なところで、それを全てAMEXで決済するかというと、かなり厳しいです。(例えば、Yahoo!ショッピングで買い物するときはPayPayカード、楽天で買い物するときは楽天カードなど使い分けているのと、普段のお店でアメックスが使えるかどうか問題・・・)

スマートフォン・プロテクション

その他、スマートフォン・プロテクションなどの特典もありますが、おまけにすぎません。。

入会特典

やはり、マリオットボンヴォイアメックスカードを語る上で、外せないのが入会特典です。

新規入会促進のために、強烈なキャンペーンを実施していることがあります。

また、既に会員の方の紹介で入ることでプラスαのポイントがもらえるのもアメックスならではの戦略です。

入会特典でもらえるポイントは大きく変動しているので、大量のポイントをもらえるときに入会するなら、1年限定で保有してみるのはありかもしれません。

マリオットの場合は、ポイントをホテル宿泊に換えるだけはなく、マイルに換えてもそこまでコスパは悪くないのはメリットです。

また、日々の利用で100円につき 3Marriott Bonvoyポイント貯まって、それをホテル宿泊で1pt=1円の価値で利用できるなら全然ありかもしれませんね!

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの良い点を悪い点をまとめます。

良い点

  • プラチナエリート資格を年間400万円の利用で付与される
  • カード利用や入会キャンペーンなどで付与されるポイントが使い方によっては比較的高価値で利用可能
  • 入会特典が強烈な時がある

イマイチな点

  • マリオットボンヴォイのゴールドはメリットがイマイチ
  • 年会費が高い
  • プラチナをもらうためには年間400万円の利用が必要

結論:マリオットボンヴォイアメックスプレミアムはこんな人にオススメ

最後に結論ですが、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムをオススメできる人は、プラチナエリートに到達する条件をみたせるかどうかです。

具体的には、
  • 年間400万円の決済をアメックスカードでする人
  • 出張でマリオット系列のホテルに年間35泊以上泊まる人
  • プラチナ修行を考えている人
  • 入会ポイントがモリモリの時に、1年間限定で入会する人
上記の一つにもで当てはまる人たちにはオススメできるカードです。

個人的にはアメックスカードだけで年間400万円のカード利用は難しいので入会は見送りになりそうです。

となると次に候補になるのが「ヒルトン・オナーズ アメリカン・ エキスプレス®・プレミアム・カード」です。

こちらは、ダイヤモンドステータスが年間200万円以上でもらえるのが気になるところです。

「ヒルトン・オナーズ アメリカン・ エキスプレス®・プレミアム・カード」については、下記の記事をご参照ください!!


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