直島内での移動はどうすべき?島内の各交通手段のメリット・デメリットをまとめました!!





夏の芸術祭に合わせて直島に行って来ました♪


今回が初の直島で、島内の移動をどうするかが悩みの種でした。

特に夏場なので、できるだけ楽に移動はしたいけど車で行ったとして、駐車スペースがあるのか?など、行く前は正解がなかなかわからないですよね。

最終的には電動バイクを選択しましたが、これが大正解でした。

どこで借りれるのか?なぜ電動バイクでよかったのかなどを紹介します!


直島内での移動はどうすべき?島内の各交通手段のメリット・デメリットをまとめました!!

直島の夏は暑かったです・・・。。あの暑さの中、ママチャリなど普通の自転車移動はきついかなーと思います。。。


アートの島「直島」

直島は瀬戸内海に浮かぶ香川県の島です。

高松市の北約13kmの瀬戸内海に位置し、岡山県玉野市の南に約3kmの位置にあり、直島を中心とした大小27島の島々で構成されています。

ただ、岡山の方が近く経済圏的には岡山に属しているようです。

有名なところでは、草間彌生さんのかぼちゃ「南瓜」ですが、1994年に公開されているので、アートの歴史は長いです。

その後、初めて瀬戸内国際芸術祭が開催されたのが2010年で、今ではアートの島として定着しています。

最初は、地元の住民の方達の反対もあったようですが、今では地元の方達がアートの説明をする説明員だったり、島内で物販していたりと、地域に密着しています。

特に、田んぼの中ですれ違う、地元の農家の方達が笑顔で挨拶してくれたりして、地元の人たちに現状が受け入れられているのがよくわかりました。

直島島内交通手段

直島の交通手段としては、
  • バス
  • 車(自家用車・レンタカー)
  • バイク(原付・電動バイクなど)
  • 自転車、電動自転車
  • 電動キックボード
など、があります。

直島は全周16kmほどの島ですが、北側の3分の1くらいは三菱マテリアルの製錬所エリアなので、観光エリアをぐるっと一周しても10kmもないくらいです。

そのため、最初に考えるのが「レンタサイクル」かなと思います。

逆に車については、オーバースペックになりそうですが、フェリーを使って直島まで自家用車で行くことも可能です。

これらの交通手段について、順番に紹介していきます。

レンタサイクル・レンタルバイク

直島にレンタサイクルやレンタルバイクをできるお店はいくつかあります。
  • おうぎやレンタサイクル
  • TVC直島レンタル(宮浦店・本村店)
  • ふうちゃんレンタサイクル
  • Cafe Garden
  • 島小屋|BOOK CAFE & TENT STAY
このうち、事前にネット予約が可能なのが「おうぎやレンタサイクル」と「TVC直島レンタル」になります。

「TVC直島レンタル」の方は、多くのフェリーや高速船が到着する「宮浦店」と家プロジェクトが密集しているエリアの「本村店」があります。

メインは「宮浦店」の方ですが、事前に連絡しておけば、「本村店」でも借りることができます。

レンタル価格はここ最近、そこそこ変動しているようなので、調べていただくのが良いですが、「TVC直島レンタル」の方は、荷物を無料で預かってもらえるのに対して、おうぎやレンタサイクルの方は有料(500円/個)です。

なので、単純な価格だけでなく、利用方法含め総合的に考慮する必要があります。

「おうぎやレンタサイクル」と「TVC直島レンタル」共に、宮浦港のすぐそこなので、フェリーや高速船を降りて、すぐに店舗まで歩いて行くことができます。

ベネッセアートサイト内は要注意!

車でもバイクでも自転車でもベネッセアートサイト内は、宿泊者以外は「ベネッセアートサイト直島場内シャトルバス」を利用する必要があります。

そのため、自転車や車は所定の駐車場に停めて、バス移動する必要があります。


ベネッセホテル宿泊者専用のバスもありますので、ベネッセホテルに宿泊する場合は、それほど困りませんが、そうでない場合は本数も限られていたり、降ろされるバス停が目的地までちょっと距離があったりと、猛暑の中ではなかなか大変でした・・・

バス(町営バス)

直島には町営バスがあります。


フェリーの発着所である宮浦港から、家プロジェクトのある本村地区を経由し、つつじ荘までの間を運行しています。つつじ荘から先は、美術館エリアです。つつじ荘から先は徒歩もしくは「ベネッセアートサイト直島場内シャトルバス」をご利用ください。
運賃は、1回乗車につき大人(中学生以上)100円、5歳~小学生・障害者手帳(同伴者含む)をお持ちの方は50円。切符不要で降りる時に料金箱に硬貨を投入するだけ(両替機はありませんので、乗車前に小銭の用意をお願いします)。

バスのメリット

  • 価格が安い
バスのメリットは価格が安いことに尽きるかと思います。

ベネッセアートサイト内は、無料シャトルバスがあるので、港⇆ホテル間や港やホテルからベネッセアートサイトバス乗り場までの移動になるため、バスに乗る回数もそれほど多くはならないかと思います。

バスのデメリット

  • 本数が限られている
  • バス停まで移動しないといけない


本数はすごく少ないわけではないですが、夜になると本数が減ったりと不便さはあるかと思います。

また、バス停までも含め、基本的には徒歩移動になるので、体力的にも消費しそうです。

車(自家用車・レンタカー)

事前に調べた情報では、車は停めたい場所に駐車場がないので微妙かもとのことでした。

そのため、車では行かなかったのですが、宿泊先に駐車場があれば、選択肢としてはなくはないのかなと思いました。

金額的にもレンタバイクを2人〜3人で借りるなら、フェリーで自家用車で行ったほうが安く済みます。

ベネッセアートサイトには、宿泊者でなければ入れませんが、「ベネッセアートサイト直島場内シャトルバス」のバス停には駐車場があります。

あとは、本村や宮浦にも駐車場は箇所数は少ないですがあるので、駐車場からアートスポットへあることを厭わなければ、車もありかなと思います。

車のメリット

  • 夏場でも移動が快適

デメリット(レンタカー)

  • 駐車場間以外は歩かないといけない
  • レンタカーの場合は島内のレンタカーは少ない

デメリット(自家用車)

  • フェリーのみで高速船を選べないので時間が限られる
  • 急な予定変更(急遽豊島に移行など)に対応しにくい

バイク(原付・電動バイク)

フェリーを使えば、自家用バイクで移動することもできますが、レンタルバイク前提で紹介します。

レンタルバイクの金額ですが、電動バイクの場合、例えば、おうぎやレンタサイクルでは1,800円/日です。

また、同じ電動バイクでも新しくて、航行可能距離が長いものは2,200円/日でした。

この金額以外に、保険を無制限の保険に変更する場合は別途500円/日が必要です。

ただ、原付や電動バイクの場合は、小回りも効いて山道も苦にならないのがメリットです。

バイクのメリット

  • 夏場でも疲れない、山道が苦にならない
  • 小回りが利く
  • 駐輪場に停めることができる
  • 風を直に感じることができてドライブが楽しい

バイクのデメリット

  • 価格がちょっと高め
  • 雨が降ると大変
  • 免許が必要
  • 子供がいる場合、原付や電動バイクでは二人乗りができない

自転車・電動自転車

一番多いのが自転車です。

自転車もタイプ別で料金が設定されています。

大きく分けると、いわゆるママチャリと電動自転車があります。(ほかにも、ロードバイクや変速機付きかなどのラインナップもあります。)

おうぎやレンタサイクルの場合、価格は下記のとおりです。
  • 電動自転車:1,100円/日
  • ママチャリ(変速なし):400円/日

価格がリーズナブルで、島の周囲もそれほど長いわけではないため、自転車で行けるんじゃない?と思われがちですが、途中山があったりもするので、夏場は結構厳しいかと思います。

自転車のメリット

  • 価格が安い
  • 小回りが利く
  • 大体どこにでも停められる

自転車のデメリット

  • 山道がきつい(特に山道)
  • 雨が降ると大変

電動キックボード

日本ではまだそれほど普及していませんが、直島でも電動キックボードを借りることができます!

電動キックボードのレンタルをしているのは「TVC直島レンタル」だけでした。

ただ、価格は電動バイクより高めの設定でした。

以下、ホームページからの抜粋で現在の価格は異なっている可能性があります。
終日乗り(¥2900)・午後から乗り(2000)・1時間お試し乗り(¥1000)
以前、ヨーロッパで電動キックボードをレンタルしたときはめちゃくちゃ快適でしたが、アップダウンの多い直島で乗るとなると、ちょっとしんどいかなと思います。

電動キックボードのメリット

  • 楽しい、気持ちいい
  • 小回りが効く

電動キックボードのデメリット

  • 長距離の移動は疲れる
  • 雨が降ると大変
  • 価格が高い
  • レンタルできる数量が少ない
  • 免許が必要
  • 子供がいる場合、原付や電動バイクでは二人乗りができない

おすすめは?!

上記を踏まえ、私たちが直島に行ったときは電動バイクをチョイスしました!



夏の一番暑い時期だったので、電動自転車でも大変かなと思い電動バイクにしました。

原付でもよかったのですが、せっかくなら旅行らしく電動バイクがいいよね!ということで電動バイクにしました。

すーーーっと進むので、快適そのものでした。

途中の山道も全く苦にならず、直島であればバッテリーも心配がないので、ガンガンせめて走っても大丈夫でした。

ただ、途中駐車中に雨がふってきてしまい、ヘルメットがびしょびしょになってしまいました。(レンタルした電動バイクにはヘルメットを収納するスペースがありませんでした。)

連日借りたままでOKなのか?

レンタルバイクやレンタサイクルを借りるにあたり気になるのが、例えば二泊三日の場合に二日間借りれるのかという点ですが、事前に予約しておけば、返す必要はないそうです。

逆に夜は早くにお店がしまるので、夜まで使いたい場合は二日間レンタルしておくのがよさそうです。

私たちの場合は、
  1. 直島に到着
  2. ホテルの送迎バスで荷物だけ運んでもらう
  3. レンタルバイクを借りる
  4. 終日観光
  5. レンタルバイクを返却
  6. ホテルの送迎バスでホテルまで送ってもらう
  7. 翌日は徒歩で行動
  8. 港まではホテルの送迎バスを利用
という形にして、一日だけレンタルバイクを借りました。

利用したのは「おうぎやレンタサイクル」


事前に予約しておきたかったのでTVCかおうぎやレンタサイクルの二択でしたが、在庫があったのがおうぎやレンタサイクルだったのでこちらでレンタルしてきました。

価格もTVCと比較するとちょっとリーズナブルだったように思います。



おうぎやレンタサイクルでは、電動バイクも3種類ありました。

上記の水色は私たちが借りたもので、比較的新しいタイプでした。

乗り心地も含めて快適そのものでしたよ!

後ろには小型のバッグくらいがはいるボックスも付属していました。

借りるときは、壊してしまった場合の注意事項を受けて、傷を念入りにチェックしましたが、返す時はあっさりでした(笑)

直島内での交通手段はどうすべき?まとめ

直島に何回も訪問しているベテランではありませんが、事前に下調べをして初めて訪問した経験をもとに紹介しました。

子供がいたら車でもいいのかな?とは思います。

普通のママチャリはかなりきついなーという印象でした。

夏場以外であれば自転車でも全然大丈夫かなとは思います。

そして、直島のホテルといえば、ベネッセホテルが有名ですが最近できた「直島旅館 ろ霞」はめちゃくちゃおすすめのホテルです↓↓



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