コロナの各種規制が緩和されて3年ぶりに海外旅行に行ってきて、空港で同じようなストライプの入ったアルミ製のスーツケースを見かけて名前が気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そのスーツケースは、ドイツ生まれの「リモワ(RIMOWA)」というスーツケースで、どこかおしゃれな雰囲気のものもあれば、ボコボコでステッカーを貼りまくったいかにも旅行してます!というものまで幅広い使い方をされていたかと思います。
今回は、そんなリモワのスーツケースについて徹底的に紹介します!!
空港でよく見かけるスーツケースの定番リモワ(RIMOWA)を紹介します!!
このブログでは数年前からリモワに魅了されて、これまでにリモワに関する記事を多数取り上げ、情報量やPV数に関しては日本一の自負がありますので、リモワについてをまとめたいと思います!
RIMOWA(リモワ)の歴史
リモワは、ドイツのケルンに本社を置くスーツケースメーカーです。
そんなリモワの歴史を簡単に紹介すると・・・
- 1989年:パウル・モルシェックさんが牛革を使ったスーツケースのメーカーとしてリモワの前身の会社が産声をあげる
- 1930年:リヒャルト・モルシェックさんが自身の名前の「RIchard MOrsceck WArenzeichen」の頭文字をとってRIMOWAと改名
- 1937年:強度と軽さを追求したアルミ製(ジュラルミン)のスーツケースを発売
- 2000年:軽さと丈夫さを両立させたポリカーボネート製のスーツケースを世界で初めて製品化
- 2016年:リモワはルイ・ヴィトンなどをグループ会社にもつLVMHの傘下に
特に近年では、2016年にLVMHに買収されたのをきっかけに、ブランド戦略が大きく方向転換して、商品ラインナップが一新され、ハイブランドやアーティストとのコラボが頻繁に実施されています。
LVMH傘下になったりもは、リモワのアイデンティティは残しつつ、スーツケースのリモワではなく、ブランドとしてのリモワが前面に出た商品ブランド戦略を展開されている印象です。
ちなみに、このブログではリモワの本社のケルンの工場に突撃したこともあります(笑)
リモワの商品ラインナップ
リモワのアイコンは、なんといってもアルミ製のスーツケースですが、ポリカーボネート製のス
ーツケースも世界で初めて発売したブランドです。
そんなリモワの最新のラインナップは、アルミ製のスーツケースのオリジナルからポリカーボネート製のエッセンシャルまで、幅広くラインナップされています。
モデル名 | 素材 | 特徴 | 価格帯 |
ORIGNAL(オリジナル) | アルミ製 | リモワのアイコン的存在で、スタイリッシュな洗練されたデザインのスーツケース。LVMH傘下になって以降、デザイン的には女性的なデザインの印象。 | ¥199,100~¥339,900 |
CLASSIC(クラシック) | アルミ製 | これぞリモワという無骨な雰囲気を残した元祖リモワ的な存在。どちらかといえば、男性が好むリモワ。 | ¥201,300~¥314,600 |
HYBRID(ハイブリッド) | ポリカーボネート×アルミ製 | メインはポリカーボネート製のスーツケースで随所にアルミが取り入れられている、いいとこ取りのハードケース。 | ¥141,900~¥184,800 |
ESSENTIAL(エッセンシャル) | ポリカーボネート製 | 使い勝手が抜群のポリカーボネート製いの軽量スーツケース。リモワユーザの間でも根強い人気があり、さりげない雰囲気が特徴。 | ¥119,900~¥200,200 |
ESSENTIAL LITE(エッセンシャルライト) | ポリカーボネート製 | リモワの最軽量モデルで、エッセンシャルから無駄を省いた、とにかく重量を重視したモデル。価格も、最も安価。 | ¥90,200~¥124,300 |
ESSENTIAL SLEEVE(エッセンシャルスリーブ) | ポリカーボネート製 | その名の通り、スーツケースの前面にスリーブがついていて、書類などが取り出しやすくなっている、ビジネス向けのモデル。 | ¥146,300~¥150,700 |
同じモデルでも価格差が大きくなっていて、基本的には容量が大きいものの価格が高くなっています。
サイズごとにそれぞれ名前が付けられていて、
- キャビン
- キャンビンS
- チェックインM
- チェックインL
- トランク
といった名前が主に使われています。(モデルによっては、上記以外のモデルもあったり、一部のサイズしか展開がないモデルもあります。)
あとは、トランクという大型モデルは、価格が高い傾向にあり、トランクがラインナップされているオリジナル、クラシック、エッセンシャルの上限価格が高くなっています。
我が家には、ビューティーケース含め、計7台のリモワがあります。
そのうち、新型は2台ですが、お店で見た情報も含めレビュー記事を掲載しているのでモデルごとに紹介します!
RIMOWA Original(リモワ オリジナル)
まずは、リモワの定番であるアルミ製のオリジナルの紹介です。
以前、読者の方から送ってもらったレビューをもとにレビュー記事を書かせてもらいました。
以前は、男性的なイメージもあったアルミ製のスーツケースですが、新型になって、ロゴマークの角が取れて、より女性を意識したデザインになっているような気がします。
リモワの購入で悩んでいるなら、このオリジナルにしておけばまず間違いはないと思います。
RIMOWA CLASSIC(リモワ クラシック)
次は、伝統的なスタイルのクラシックです。
こちらもオリジナルと同様にアルミ製ですが、旧モデルの無骨なデザインを残したオールドリモワファンの心を掴んでいるモデルです。
我が家にもドイツで購入してきたルフトハンザモデルのクラシックがあります。
オリジナルはあまり傷をつけずに使いたいなと思わせてくれるくらい洗練されたキレイなデザインですが、こちらはガンガン使って、旅先の思い出と傷をリンクさせて、スーツケースので凸凹を楽しむ、モデルのように思います。
ちなみにこのルフトハンザとのコラボモデルはリモワの元祖コラボモデルでも合ったのですが、2023年にパートナーシップの終了がアナウンスされています。
RIMOWA HYBRID(リモワ ハイブリッド)
リモワハイブリッドは、アルミとカーボネートのいいとこ取りのようなモデルです。
個人的には好きなデザインですが、これまでも候補には上がりながら、悩んだ末に、堅牢なアルミ製のオリジナルやクラシック、もしくは軽量なエッセンシャルを最終的には選んだ結果、所有はしていません。
RIMOWA ESSENTIAL シリーズ(リモワ エッセンシャル)
リモワはアルミ製のスーツケースが代名詞になっていますが。ポリカーボネートのスーツケースを世界で初めて、製品化したブランドでもあります。
そのため、リモワを語る上で、エッセンシャルシリーズは外せません。
我が家にある7台のうち、4台はエッセンシャル系のスーツケースです。
軽量な点はもちろんですが、スーツケースを閉める部分が、ジッパーになっていて、無理矢理荷物を押し込みやすいのも使い勝手の良いポイントです。
また、アルミ製ほど気取っておらず、気軽に使いやすいのもポイントです。
高騰し続ける価格
リモワの購入を考える上で、避けて通れないのが価格です。
以前のリモワもスーツケースとしては高額でしたが、昨今の欧米のインフレや円安の影響で、リモワの価格は高騰し続けています。
そのため、円安が落ち着くのを待って購入しようと思っても、欧米の物価情報は続いているので、価格は今後も高騰し続ける可能性があります。
リモワを安く買う方法は?
そんなリモワを安く買う方法は、以前よりはかなり限られてきています。
私が以前利用していたお店も、円安の影響を受けてか、一時的に休止している状況ですが、どういった方法で購入すれば、少しでも安く買うことができるのか、累計50万回近く読まれている下記のページにまとめているので、是非一度、ご覧ください。
憧れのリモワ(RIMOWA)を安く買う方法
スーツケースの定番リモワ(RIMOWA)まとめ
スーツケースのリモワは、LVMHに買収されて以降、ハイブランドやアーティストとのコラボなどを増やし、ブランド価値の向上を目指しています。
結果的にスーツケースの域を超えて、ハイブランドの一部にもなりつつあり、インフレや円安もあって、価格も高騰を続けています。
どのモデル、サイズがいいかは、旅行のスタイルによるため、一概にはいえませんが、高い買い物になるので、それぞれの特徴を踏まえ、ご自身の旅行のスタイルに合ったスーツケースを選んでください!!
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