楽天モバイルでは契約をそのままに高速データ通信が毎月2GB無料という特典があります。
海外で使うときに事前に設定が必要なのか?すぐに使えたのか?使い勝手はどうだったか?など実際に使ってみた感想をもとに紹介します。
タイのバンコクで楽天モバイルの国際ローミングを使ってみた!(楽天モバイルの海外での使い方)
基本的には設定はほぼ不要でそのまま使えました。2GBとはいえ、これが普段のプランで使えるのは便利になりましたね!ただ、タイの場合は事前に日本でSIMを調達しても1,000円ほどあれば大容量のSIMが購入できるので、それでもいいのかなと思いました。
楽天モバイルを海外で使う!
楽天モバイルは海外でも2GBまで無料で利用可能です。
追加チャージも1GBあたり500円でチャージできるので、2GBを超過しても問題ありません。
国際通話
国際通話はRakuten Linkアプリを利用すれば、日本の電話番号やRakuten Linkアプリ同士であれば無料で利用可能です。ただし、現地の電話宛には無料にならないのでご注意ください。
利用可能な国と地域
現時点で利用可能な国と地域は下記の通りになっています。
アイスランド、アイルランド、アメリカ(ハワイ)、アメリカ本土、アラブ首長国連邦、アンドラ、イギリス、イタリア、インド、インドネシア、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カタール、カナダ、カンボジア、韓国、キプロス、ギリシャ、グアドループ、グアム、クウェート、クロアチア、サイパン、ジブラルタル、シンガポール、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、デンマーク、ドイツ、トルコ、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィリピン、フィンランド、ブラジル、フランス、フランス領ギアナ、ブルガリア、ベトナム、ペルー、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マカオ、マルタ、マルティニーク、マレーシア、南アフリカ、ミャンマー、メキシコ、モロッコ、ヨルダン、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、レユニオン、ロシア(2023年7月5日時点)※アラブ首長国連邦、カタール、クウェート、ヨルダンは、国際通話かけ放題、また国際SMS送信の無料対象国には入らないためご注意ください。※データ通信(海外ローミング)および国際通話、国際SMS、国際通話かけ放題のサービスエリア・提供条件は予告なく変更になる場合があります。
楽天モバイルを海外で使うための事前の設定(使い方)
楽天モバイルを海外で使うためには、「my 楽天モバイル」と「スマホ側の設定」をしておく必要があります。
my 楽天モバイルの設定
my楽天モバイルの契約プランから海外ローミング(データ通信)にチェックを入れておきます。
iPhoneの設定
次に、現地に到着してからiPhoneの設定を変更します。
[モバイル通信]→該当のSIMを選択→[データのローミング]をオン
にするだけです。
これだけで設定は完了です!
タイで楽天モバイルの使い勝手は?(トラブルシューティング)
最初、使い始めた時は問題なく使えたのですが、私の場合は現地のSIMも事前に購入していたので、基本はそちらを利用していました。
たまに楽天モバイルをオンにして使いましたが、切り替えたタイミングで3G回線しか掴まずに、色々試してみましたが、4Gを掴むまで時間がかかりました。
最終的には再起動したり色々試して4Gを掴むようになりましたが・・・
ちなみに、ネットワーク選択は自動にしていましたが、その時はTH 3G+というのを掴んでいました。
その後に、自動をやめて最大手の「AIS」を選んだり色々しましたが、最終的には「自動」にして再起動をしたのが効いた気がします。
タイで利用可能な通信会社
タイで楽天モバイルで利用可能なのは4Gまでで、4Gであれば主要3社AIS、DTAC、TRUEのいずれでも利用可能です。
通信速度
不満を感じることはない速度でしたが、何度か速度を計測した際にアップロードを計測できないことが多かったです。
実際に、アップロードが遅かったのかどうかは試せていませんが、ダウンロードは通利用の範囲では全く問題なかったです。
事前にAmazon等で現地のSIMを購入していくのがオススメ
確かに最近はahamoなども海外でそのまま使えるようになっていますが、タイの場合は比較的安く現地のSIMをAmazon等で手に入れられるので事前に購入していくのがオススメです。
楽天モバイルの場合は、2GBまでですが、数日間滞在するとなるとそれだけでは心もとないです。
例えば、7日間データ通信容量無制限で1,000円程度からあります。
他にも8日間で15GBなどのSIMもあります。(私が購入したのは下記のSIMですが、直前に購入したので、翌日に届くものということで下記をチョイスしました。)
この手のSIMは基本的にはさしてそのまま使えるので、機内でSIMを差し替えて使っています。
ちなみに、私はeSIMを楽天モバイルにして、通常のSIMをAmazonで購入したSIMを使い、切り替えて使っていました。
現地のSIMを使うメリットは、容量の他にも現地の電話番号が使え、無料通話がついているSIMもあるので、例えばホテルやレストランに電話するときに非常に重宝します。
GrabやBoltといった配車アプリを使う場合でもドライバーから電話かかってくることがあるのですが、現地のSIMの方がドライバーも電話かけてきやすいので突然のキャンセルを防ぐことができます。
タイのバンコクで楽天モバイル まとめ
今回はタイのバンコクで楽天モバイルを使ってみて、使い勝手や速度などを紹介しました。
事前に購入した現地のSIMと比較してみて、日本の番号でそのまま使えるメリットは大きいですが、価格や容量、現地の電話番号が使えることを考えると現地のSIMの方が何かと便利です。
そのため、メインについては事前に調達する又は現地の空港などで調達した現地のSIMを使って、サブ的に楽天モバイルを使うのがオススメです。
とはいえ、ほぼ設定を変えずに、日本のSIMが海外で使えるのは本当に便利な時代になりましたね!
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