Apple Watch 10のバッテリー駆動時間&充電時間を実測!!





新しく発売されたApple Watch シリーズ10のバッテリー駆動時間を計測しました!


Apple Watchの機能的には不満はないけれど、1日しか持たないので頻繁に充電をしないといけないのが不便という声をよく聞きます。

新型のApple Watch シリーズ10では、公式には稼働時間は変わらずですが、実際にはどうなのか計測してみました。

シリーズ10では、充電時間が短縮されており30分で最大80%を充電できるように改善されています。


Apple Watch 10のバッテリー駆動時間&充電時間を実測!!

HUAWEIのBand9なんかは一回の充電で一週間くらいは持つので、機能が違うとはいえApple Watchの一回の充電で使用できる時間は弱点の一つと言えます。Apple Watch 10はフル充電でどれくらい持つのか計測してみました。

Apple Watch 10のバッテリー駆動時間の公称値は18時間

Appleの技術仕様書によると、Apple Watch 10のバッテリー駆動時間は、

最大18時間

低電力モードで最大36時間

となっています。

その条件は、下記の通りの記載がありました。
1日のバッテリー駆動時間は、18時間の間に300回の時刻チェック、90回の通知、15分間のアプリ使用、Apple WatchからBluetooth経由で音楽を再生しながらの60分間のワークアウトを行った場合にもとづきます。Apple Watch Series 10(GPSモデル)の使用条件には、18時間のテスト全体にわたる、Bluetooth経由でのiPhoneへの接続が含まれています。
通常の使い方を考えても、比較的厳しめの条件のように思えます。

発売前のレビューやコメントを見ているとバッテリー駆動時間について、Apple Watch 9から進歩がないのがネガティブに捉えられていました。

Apple Watch 9も駆動時間は同じですが、Appleの技術仕様書を見ると、使い方の定義に差がありました。
1日のバッテリー駆動時間は、18時間の間に90回の時刻チェック、90回の通知、45分間のアプリ使用、Apple WatchからBluetooth経由で音楽を再生しながらの60分間のワークアウトを行った場合にもとづきます。Apple Watch Series 9(GPSモデル)の使用条件には、18時間のテスト全体にわたる、Bluetooth経由でのiPhoneへの接続が含まれています。
時刻チェックの回数は10の方が多いですが、アプリの使用時間はかなり短くなっています。

より実態に近づけたということなのでしょうか・・・

Apple Watch 10の充電時間

Apple Watch 10の充電時間は、

80%までの充電に約30分

100%までの充電に約60分

となっています。
付属のApple Watch磁気高速充電 - USB-Cケーブルを使用し、0%から80%までの充電時間と0%から100%までの充電時間をテストしました。
Apple Watch 9は、約45分で最大80%充電だったので、充電速度は大きく改善しています。

常時点灯&通常モードで36時間!


バッテリーを100%まで充電してからバッテリーが0%になるまで、1.5日(36時間)持ちました。

そこまでハードに使ったわけではないですが、ずっと常時点灯で省電力モードには設定しませんでした。(就寝時には睡眠モードにしているので画面は消えています。)

常時点灯もシリーズ10からできるようになった秒針を表示するようにしていたので、ずっと動いていたことになります。

また、就寝中も装着したままでした。

ちなみに、バッテリーがなくなると電源が切れるんですが、ボタンを押すと少しの間だけ、下記の表示で時間を確認することはできました。


まだ使い始めたばかりで使いこなせているわけではないため、ガンガン使っているわけではありませんが1.5日使えたのは良かったです。(それでも2日間は保たないですね・・)

充電は30分で80%、60分で・・・

次に充電速度ですが、純正の充電ケーブルと60Wのアダプターを使って充電しました。


カタログ上は30分の充電で80%ということでしたが結果は・・・・


ちょうど30分充電して、81%まで充電できていました。

その後、60分充電しましたが95%まででした。


まだ、母数が少ないので、なんともいえませんが、30分で80%以上というのは間違いなかったです。

100%充電に関しては60分以上かかってしまいました。

睡眠時も装着する場合いつ充電するのがいいのか?

となると、ルーティンとして充電する場合は毎日充電しないと、不定期なタイミングでの充電が必要となってきます。

私の場合は、睡眠時の記録もApple Watchを購入した動機の一つなので、寝ている間に充電することができません。

となると、お風呂に入っている間に充電して、就寝前に再度装着するのが現実的な運用になりそうです。

Apple Watch 10のバッテリー駆動時間&充電時間 まとめ

Apple Watch 10の駆動時間は36時間持ちました。

また、充電時間はカタログ値通り30分で80%まで充電できましたが、100%までは60分以上かかりました。

今後のシリーズでは、バッテリー駆動時間が2日や3日、1週間と増えていくと非常に嬉しいですが、それにはまだまだ時間がかかりそうです。

特に、今回はシリーズ9より薄型化を図りました。

省スペース化ができたということは、バッテリーサイズを大きくして、動時間を伸ばす選択肢もあったのではと思いますが、Apple的には劇的に変わらない限りはバッテリーの駆動時間の優先順位は低いのかも知れません。

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